【揺花草子。】[#4433] 鉄人。 | Meister's Brief

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【揺花草子。】[#4433] 鉄人。

Bさん「こんなに何日も続けて
    『FINAL FANTASY VII REBIRTH』の話ばっかりしてると
    もしかしたらこの人たちスクエニさんから金を握らされてるんじゃ?
    みたいに思われるかも知れないからいったん今日は違う話をするよ。」
Aさん「そんな懸念はものすごい杞憂だよ?
    誰もこんな場末の低空飛行コンテンツに対してそんな事思わないよ?」
Cさん「幼女にお金を握らせるのは阿部さんの得意技だものね。」
Aさん「やめてください!!! そんな事した事ないですから!!!」
Bさん「さてじゃあ何の話をするかと言うと、ご存知『未確認で進行形』です。」
Aさん「んん。結局他所のコンテンツの話ではあるんだ。」
Cさん「アニメは2014年の冬クール OA だったからちょうど10年前よ。」
Aさん「おぉ・・・もうそんなになりますか・・・。」
Bさん「ぼくらも何度ともなく言及してきた同作だけど、
    原作は2009年から『まんが4コマぱれっと』で連載開始。
    ママンも言った通り2014年にアニメ化し、
    アニメ終了後も掲載誌で元気よく連載が継続。
    2022年春に掲載誌『ぱれっと』が休刊になるのに伴い、
    系列誌の『Comic REX』に移籍しました。」
Aさん「ふむふむ。」
Cさん「前に『みでし』の話をしたのは単行本最新刊15巻が
    リリースされた少し後の去年の10月頃だったんだけど、
    その時、単行本のあとがきで『次巻が最終巻となります』と言う
    チェリー先生のコメントが載っていましたと言う話をしたわね。」
Aさん「おぉ・・・そう言えばそんな事言ってましたね・・・。」
Bさん「そして、先月号の『REX』で、次回がついに最終回である旨が
    発表されたわけです。」
Aさん「んん・・・ついに・・・!!」
Cさん「前にも話したと思うけど、ぱれっと休刊によって
    数作品が REX に移籍したわけだけど、
    その後続々と連載終了に至ってしまったわ。
    やっぱりきららと KADOKAWA を足して
    2で割ったような作品が多かった『ぱれっと』と
    異世界がなんちゃらとか転生がなんとかとか
    チートスキルがどうとか言う作品ばっかりの『REX』とでは
    カラーが違っていたと言わざるを得ないと思うわ。
    端的に言えば両誌の統合は失敗だったと断ずるより他ないわね。」
Aさん「んん・・・随分と厳しい言葉ですね・・・。」
Bさん「確かにね。
    休刊によって消化不良のまま連載が終わる作品だって少なくない中で、
    移籍と言う形で作品を続ける線を引いて貰っているのは
    それはそれで出版社側の期待の表れだったり
    読者の皆さんへの価値提供であるのは間違いないわけでね。」
Aさん「だろうさ。」
Cさん「それはもちろん分かってるけどね。
    私が言っているのも結局は結果論でしかないし。」
Aさん「まあ・・・。」
Bさん「ま、それはともあれ、ついに今月号で連載終了の運びとなる
    『未確認で進行形』。
    これはとりも直さず、『萌え4コマの鉄人』と称えられ
    長くに渡って複数作品で連載を続けてきたチェリー先生が
    なんと1作も連載作がなくなると言う異常事態の始まりでもある。」
Aさん「んん・・・!!!」
Cさん「チェリー先生の主戦場であるきらら系では
    『むすんで、つないで。』が直近の連載作だけど、
    同作終了後には新たな連載はない。
    その前は MAX で『いちごの入ったソーダ水』、
    同時に長期連載だった『三者三様』を連載していたんだけどね。」
Aさん「そうでしたね。」
Bさん「そんなチェリー先生が、連載策がすべてなくなると言う事態。
    しかしぼくはこの『整理』は
    新たな挑戦の準備作業なのではないかとも考えているよ。」
Aさん「新たな挑戦?」

Bさん「4月からきらら4誌+ FUZ で
    5媒体同時連載開始とかなったら
    すごくない?」
Aさん「それはすごいなんてもんじゃないだろ!!!!!」

 何にせよお早いお戻りをお待ちしています。