【揺花草子。】[#5377] 断捨離。
Bさん「昨日お話しした不老不死。」Aさん「んん。」
Cさん「阿部さんは不労だし不所得だって言う話をしたわね。」
Aさん「不労でも不所得でもないですよ失礼ですね?」
Bさん「でもぶっちゃけ、人って生きるのにお金掛かるじゃないですか。」
Aさん「えっ、まあ、そりゃあね。
衣食住は必要だもんね。」
Cさん「それもそうだけれども、生きているだけで納税の義務が生じるって事よ。」
Aさん「あぁ・・・まあ、それもそうですね。」
Bさん「その他にも通信量だのなんだので、
なんだかんだ言って生存するためだけでそれなりのコストが掛かります。
と言っても10代半ばであるところのぼくは
まだママンに扶養される立場だから
直接的に納税するとか契約の費用を支払うとかはあんまりないわけだけど。」
Aさん「ふむ。」
Cさん「そう言ったコストを払うためには当然お金が必要なわけよね。
そして多くの人々はそのお金を得るために労働に勤しむわけだわ。」
Aさん「ええ、そうですね。」
Bさん「なので、不労不所得と言う立ち位置で
そう言った生きるコストを支払い続けるには
労働が不要なほどの資産を持っていなくちゃいけないって事になる。」
Aさん「んん・・・。
何ですかね、印税とか特許料とか家賃収入とかですかね?」
Cさん「それは『不労所得』かも知れないけど『不労不所得』ではないでしょ。
働かなくてもお金が入って来るなら所得よ。
そうじゃなくて、出ていくばかり、働きもせず所得もないと言う状況よ。」
Aさん「あぁ・・・それはもう完全に資産を切り崩して生きるパターンですね。」
Bさん「もちろんいわゆるベーシックインカムのような社会制度が成立すれば
不労不所得も成り立つかも知れないけど。
あとはもうパトロンを見つけるとかだね。」
Aさん「パトロン・・・。」
Cさん「でも何でも欲しいものを買ってくれるし
願いも叶えてくれるようなパトロンがいたとて
それは法的には『贈与』に相当するから、
受け取った側には贈与税が課せられる事になるわ。」
Aさん「おぉ・・・。」
Bさん「まあ、そんなわけで、不労不所得と言うのは斯くも難しい。」
Aさん「んん。」
Bさん「もう仙人として霞を食んで暮らすしかないかな。」
Aさん「きみ俗世捨てられないタイプだろ?」
そもそも霞を食んで生きられるものか。