過去、間断なく次々と問題が沸き起こっていた
日本大学。
で、大学の理事長だった林真理子さんが
矢面に立たされ、様々なところから批判を
受けていた時、「そんな何でもかんでも
林真理子さんが悪いものなのだろうか…」
と疑問に思い、それからというもの
「週刊文春」(文藝春秋)に掲載されている
林さんのコラムを読むようになった。
(そういった内容の記事に使用されていた
林さんの写真もまた、少し悪意を感じるもの
ばかりだった)結果、それは正解だった。
そのコラムを読む度に林さんの人となりという
ものがおぼろげながらわかるようになり、
「なんだ、雑誌やネットニュースで書かれて
いるような人ではないじゃないか」
と考えを改めた。
文章にはその人の人となりがよく表れるもの
なんだなー。
だがそんな中、一つがっかりすることも
あった。それは「週刊文春 5月30日号」に
掲載されていた林さんのコラムの内容にだ。
一部分抜粋させてもらおうと思う。
「最近の女性週刊誌のスターは、
なんといっても愛子さまであろう。
「女性自身」や「女性セブン」の
カラーグラビアは、愛子さまのファッションが
占めるようになった。
お召しになっているのは、ごく普通のもので
あるが、すごい気品が漂う。
オーラといってもいい。
「生まれついての皇族の方は、こうも違うもの
だろうか……」
と感嘆してしまうのである。
美しい佳子さまももちろん人気があるが、
秋篠宮家ということでちょっと損をされて
いるような。
この頃、一般週刊誌(文春とか新潮)の
紀子さま批判が目につき、私は胸を痛めている
のである。
思えば眞子さんは、本当に罪なことを
なさったものだ。あれ以来、ご実家には
暗雲がたれこめるようになったのである。」
眞子さんはそんな言うほど罪なことをしたの
だろうか…。
秋篠宮家だと何か損なのだろうか…。
俺は首を傾げながら林さんのコラムを
読み進めた。
「 眞子さんと小室圭氏との騒動の時、
「好きな人と結婚して何が悪いか」
と主張している文化人がいた。
それは確かに正しい。
一般人なら、という注釈つきで。
やはり皇族の方は、許されることと
許されないことがあるのである。
それはつらい運命であろうが、
それを幼少の頃から言いきかせ、
教育するのが宮家のつとめではなかろうか。
“正しいこと”をなさるのはいいが、
おかげで皇室ファンのおばさんやばあさんの
心は、かなり離れてしまった。
不届きな輩が、本当に失礼なことを
SNSに書き込むようになった。
私は残念でたまらない。」
俺もその文化人の方と同じで「好きな人と
結婚して何が悪いか」と思う。
皇族だって同じ人間だ。
我々と同じで人権というものもある。
林さんはまるで眞子さんが“正しくないこと”を
したかのように書いていたが
金銭的なトラブルがあったのはあくまで
小室圭さんの母親とその元婚約者であって、
圭さんは“真っ白”とまではいかなくても
ほぼほぼ関係ない。
それに以前から言っている通り、
俺はその元婚約者の男性の方により疑問を
感じる。
林さんも先入観を持たず、二人のことを
温かく見守ってくれたら
そんなに嬉しいころはないのだけどね。
追伸
ガキの頃からの後輩が
「朝堂院大覚自伝」(清談社)、
「世界のニュースを日本人は何も知らない5」
(ワニブックス)、
他にヤクザというワードがタイトルに入って
いる本を送ってきてくれた。
ヤクザの本だけは検閲に引っかかって
手元に入ってこなかったが。残念
もう随分と長いこと会っていないのに、
そうやって俺のことを
ずっと忘れずにいてくれて有り難い…。