「イルミナティ 悪魔の13血流」2 | 石元太一のブログ

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 “ロックフェラー家”や“ロスチャイルド家”の

他にも興味深い一族があった。

“アスター家”だ。

 

 

『アスター家は、一七〇〇年代末のオカルト

 

指導者にふさわしい地位も財産も権力も

 

まだ持てなかった。ドイツでもイギリスでも

 

フランスでも、社会階層の階梯を上る道は

 

閉ざされていた。しかし、新世界ならば

 

大いに機会がある。アスター家はまず二人の

 

息子をジョン・ジェイコブの露払いとして

 

イギリスとアメリカへ送り、その後に最も

 

前途有望な息子であったジョン・ジェイコブを

 

新世界、アメリカへと送り出したのである。

 

 アメリカでのアスター家は、イギリスに

 

本部を置くサタンのエリートたちを助け、

 

アメリカ全土でその支配を維持した。

 

ドイツからの移民ということもあり、

 

また悪魔崇拝の秘密主義もあって、

 

このイギリス派エリートの活動に対しての

 

ジョン・ジェイコブ・アスターの助力は

 

非常に目につきにくかった。

 

アメリカで貴族階級の地位確立後、

 

アスター一族はイギリスへと移住する。

 

アメリカでの高い社会的地位があったので、

 

ビクトリア女王が貴族の称号を与えても誰も

 

疑問をいだかなかった。

 

 こうした経過のすべての節目節目で、

 

イルミナティとかかわりのある

 

次に述べるような多くの人物たちも

 

アスター家のためにドアを開いてくれたので

 

ある。』

 

 

 本書には“海上輸送”や“毛皮取引”“麻薬取引”

 

などを通じて、どうやってアスター家が

 

全米一の富豪へとのし上がっていったのかが

 

余すところなく書かれてあったのだが、

 

成り上がりっぷりが本当にすごいの一言。

 

人間的に欠陥があったにもかかわらずなの

 

だから尚更だ。

 

 

『そうした愛想が悪く冷淡で、

 

しかもアメリカへ来てからの数年間は

 

貧しかった男が、なぜこのように

 

フリーメーソンの高位にまで昇りつめることが

 

できたのだろうか?

 

人に好かれる振る舞いをしなかったことは

 

確かである。例えば、後年のことだが、

 

エリートの集まるある午餐会があった。

 

そこで食事中に手が汚れると、

 

彼は手を伸ばして隣の男のシャツで

 

手を拭いたりするのである。』

 

 

成功に必要な能力と言われている

 

「非認知能力」が欠落してしまっているように

 

思えるが…う~ん、わからないものだね、

 

人というのは(笑)。

 

 

 ところで本書の中に「本当の権力の在処を

 

知りたければ横から助言している者を

 

見ること」という言葉が出てくるのだが、

 

シンプルにしてとても的を射た

 

言葉だよな(笑)。

 

                   続く

 

 

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