青森ア―ト旅④十和田市現代美術館 | ボヘミアン・ラプソディ

ボヘミアン・ラプソディ

━英語通訳者の備忘録━

ランチの後は西沢立衛が設計した十和田市現代美術館に。


エントランスの床はジム・ランビ―の「ゾボップ」。


幾何学模様のリズミカルな空間から躍動感と高揚感が。





ロン・ミュエクの「スタンディング・ウ―マン」。


老いや孤独など人間の普遍的脆さを捉えた4mの彫刻。


角度によって厳しくも優しくも見えるアイコン的佇まい。






塩田千春の「水の記憶」。

十和田湖の古びた舟が死を含めた未知の世界へと誘う。




トマス・サラセ―ノの「オン・クラウズ」。

国境の概念から解放された新たな都市の在り方を提示。




女性作家アナ・ラウラ・アラエズの「光の橋」。

強靭さと儚さを併せ持つ人間の本質的姿を表現。




ソ・ドホの「コ―ズ・アンド・エフェクト」。

肩車で繋がる無数の人形から成るシャンデリア。

過去や未来と呼応した人間の絶え間ない連鎖を想起。




名和晃平「PixCell-Deer#52」は球体で覆った鹿の剥製。

デジタルを通して物質を見る現代人への警鐘とも。




他にも素敵な作品の数々。





屋外展示も素晴らしい。

左は奈良美智の「夜露死苦ガ―ル2012」。

右はポ―ル・モリソンの林檎の木「オクリア」。




インゲス・イデ―の「ゴ―スト・アンノウン・マス」。

美術館の直方体に対比する流線型の浮遊物的な彫刻。




チェ・ジョンファの「フラワー・ホ―ス」。

馬と共にある十和田の歴史を表したウェルカム・ブ―ケ。





草間彌生「愛はとこしえ十和田でうたう」は8点の彫刻。

精神を保ち幻覚を乗り越えるための作品は強烈な印象。

カボチャの中には電飾が。








最後は体験ア―ト。

レアンドロ・エルリッヒ「建物―ブエノスアイレス」。

自分史上最大の冒険かも。




(続く)

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