「売る気がない！」のになぜか自然と売れてしまう繫盛の法則・櫻木隆志著・検証記事・初回から数えて第１５弾。
１５弾？！これまで一つのテーマでこれだけ連載したケースがあったでしょうか（笑）。
「売る気がない」、エッジの利いたキャッチーなタイトルですが、ブログ担当勤務の電器店でいえば、長年継続しているニュースレター（近隣数千軒に配布している）は、まさにその「売る気がない」です（笑）。
ここ最近、ホームページのＱＲコードを掲載し、そこで初めて電器屋だったと気づくのかどうか、よりいっそう、お声のかかるペースが加速しました。
ブログ担当勤務の電器店、まちのでんきやの割には大人数なので、そのビジネススタイルはさまざまです。
従来のこてこての売り込み型タイプ、「ザ・誠意」型、それでいえば、ブログ担当が「売る気がない」に近いかもしれません（笑）。
（某メーカー系列 合同フェア（合展））
特に「売る気がない」が顕著なのは合展で、なにしろ合展の時、他の担当者より来場客が少なくて、居場所がありませんでした。
が、それでも月末には、業績において、帳尻を合わせています。
（お客様サイドからは）買うときは買う…でいいじゃないか！的なモヤモヤが長年くすぶっていました。
翻って、笑倍繁盛マトリクス、縦軸に「売上と購買頻度」、横軸に「売る人と買う人の絆」。
右下のゾーン、買わないけど、絆が強いゾーンのことを著者、櫻木隆志さんは、お〇ゾーンと表現しています。
「売る気がない」、周囲から指摘を受ける「そんなにうまくいくか」「青臭い」というのは、このマトリクスでいえば、絆が強いとはいっても、結局買わないんじゃないか！そんな客（そもそも買わないなら客なのか）のために時間とコストを割けるか！というのがその本質でしょう。
この笑倍繁盛マトリクス理論とは対極にあるビジネススタイルが、メー○ー提案、電器店上司指令による「健〇器具強制同行訪販」です。
目先の売上はそれなりに上がりますが、他方、上得意様を何人も失い、長い目で見れば、大きな損失になりました。
笑倍繁盛マトリクス、エスカレーターにたとえられていますが、なるほど、下りのそれを逆走ですか、それは疲れます（笑）。
「そんなにうまくいくか」という人たち、たとえば、ブログ担当勤務の電器店の顧問〇計士、一度読んでみてください。
笑倍繁盛絆の会では、登場する電器店をモデルに実際に数値化し、緻密に検証し、対策していることを紹介しています。
櫻木隆志さんは、この本はビジネス書ではないと言っていますが、ある意味、真のビジネス書です（笑）。
Ａ店、Ｂ店、Ｃ店と事例を紹介されているのですが、えぇ！！Ｂ店のような「やれ売らんかな」で突き進む電器店があるのですか、それはそれでスゴイですね。
「営業重視」「絆重視」、面白い分析です。
「売る気がない」、一回目に一通り読んだとき、確かにいちいちごもっとも…と共感して読んでいたつもりなのですが、すっかり忘れていたことも多々あることに気づきます。
こうしてブログで検証記事を綴りながら、丁寧に読んでいくと、あらためて「気づき」があります。
１０月上旬、世界の耳目は、ノーベル賞ウィークに集中し、ここ数年、日本はポツポツと化学賞、物理学賞と科学系の受賞を定期的に果たしていますが、それでも当の科学者たちが、最近の科研費削減を嘆いています。
目に見える成果重視、目先の成果主義を憂い、多くの科学者がメッセージしていますが、売上重視とは、まさにこの目先重視と同様…「売る気がない」は、サン＝テグジュペリ『星の王子様』の有名なセリフへと続きます（続）。
（『売る気がない！』のになぜか自然と売れてしまう繫盛の法則 櫻木隆志著）
全国の少なくとも、まちのでんきやさん（あらゆるビジネスマンにも）、必読！
（まちのでんきやロゴ 登録商標）
（福井県のまちのでんきや女子＆男子）
まちのでんきやユニフォーム、ノボリ、全国のまちのでんきやさんから注文がきています。
（まちのでんきやノボリ）
ノボリ、ユニフォーム、ご用命は石川商組まで（商組加盟のまちのでんきやさん）。
（まちのでんきやテーマソング スマイリーライト 河合良（かわごうりょう））