ウィズコロナ 実は偉大な ウィルスたち ~善玉ウィルスとまちのでんきや・前編~ | まちのでんきやブログ ~目指せトータル家電ライフの極み!!~

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 2020年、新型コロナウィルスの出現で、日本中、世界中が猛威に晒される。

 

 幼少期、楽しませてくれた志村けんさんを奪った憎きコロナ。

 

 COVID19はけしからん!!!…のは、大前提とした上で。

 

 

 

 少し趣を変えて、こんな視点から。

 

 古来、ウィルスは動物に寄生することで、長年両者は共存してきました。

 

 以下、HONZ「『ウイルスと地球生命』知られざるウイルスの役割」より。

 

 

 

 ウイルスといえば、インフルエンザや口蹄疫ウイルスのように人や動物に関連する病原体というイメージが強い。

 

 しかし、細菌に善玉があるように、実はウイルスにも、哺乳動物・昆虫・植物などの生存を助けるものや、地球環境を維持する海洋ウイルスなど、いい奴がたくさんいるのである。

 

 スペイン風邪や、近年では、SERS、MERS、新型インフルエンザなど、けしからんものの象徴のように見られるウィルスですが…。

 

 

 

 2000年、今まで病原体の塊と思われていたウイルスが、実は人の胎児を守っていることが明らかにされ、人びとに衝撃を与えた。

 

 母親の免疫系にとっては父親の遺伝形質は異質な存在であり、普通であれば免疫反応によって胎児内の父親遺伝形質を拒絶しようとするはずである。

 

 言われてみれば…。

 

 

 

 (中略)拒絶反応の担い手である母親のリンパ球は、一枚の細胞膜によって胎児の血管に入るのを阻止されている。

 

 一方でその細胞膜は、胎児の発育に必要な栄養分や酸素の通過は遮らないのだ。

 

 長らくこの細胞膜の構造は謎に包まれていたが、2000年にヒト内在性レトロウイルスにあるシンシチンというタンパク質の作業により作られていることが判明した。

 

 

 

 ウイルスのまったく新しい側面が明らかになった瞬間である。

 

 病気の原因とみなされていたウイルスが人間の存続に重要な役割を果たしていることが示されたのだ。

 

 駆除すべき筆頭格のウィルスですが、ウィルスを根絶することは、人類存在自体の否定になるということ。

 

 

 

 長年、共存してきた動物とウィルス

 

 ウィルスは、動物を殺してしまっては、自らも死んでしまいます。

 

 そこに現れたのが人間でした。

 

 

 

 人間は文明の進化と共に、自然を焼き払い、動物が住む領域に足を踏み入れ、動物を家畜とし、食用にした結果、天然痘、エイズ、口蹄疫など、未知のウィルスに遭遇したのです。

 

 動物、ウィルス、人間、この三者を別の配役としてあてはめます。

 

 お客様、街の電器店、家電量〇店

 

 

 

 家電量〇店は、相次ぐ出店と低価格布教により、街の電器店の商圏に足を踏み入れ、ディスカウントというニンジンをぶら下げ、結果、今日にも至るデフレ時代が到来したのです。

 

 デフレと求人率が相関関係にあるように(フィリップス理論)、併せて自殺者数が符合するように、家電の価格競争は、巡り巡って…。

 

 家電品とは生活における貴重なアイテムで、圧倒的スケールでその普及に貢献される家電量販店は偉大です(汗)。

 

 

 

 長年、お客様と街の電器店は、高度成長に合わせて共存してきました。

 

 ところがその後…。

 

 いえ、今にして思うと、両者が健全に共存したのは、ごく短い期間(20年ちょっとぐらい)でした。

 

 

 

 『ウイルスと地球生命』によれば、ウィルスの役割は、実は海洋ウィルスや、ヒト内在性レトロウィルスのように、地球や人類の存続そのものに直結していることがよくわかります。

 

 翻って、ウィルスにたとえた『まちのでんきや』さんは…健全な家電ライフ、人類の営みに不可欠な存在である…それがいいたかったのです(笑)。

 

 一話で終わらせるには惜しく…明日も続けます(続)。