えー！！
このラストなの？
どんでん返しとか以前に、これで劇場作品として完結してるの？？？という雰囲気の映画。
マーク・ウォルバーグが、やや精神をやられたガチガチの凄腕CIAエージェントを好演。
やはり彼はシリアスな役どころを与えなくちゃダメです。
ジョン・マルコヴィッチなあ、久々に彼のクールでカッコいい演技を見たけど、ラストがなあ。なんだよ、それ。スニーカーがそこで？
そして、当初そんなに重要な役とは思えなかったインドネシア出身のスタントマン、イコ・ウワイスの演技、特に格闘、アクションが痺れるほど良かった。
彼はこの先大物に化ける予感。
全編にわたって銃撃戦も真面目に真剣に撮影されていたし、近接格闘もかなりしっかりと演技指導されていたのには好感が持てる。
あまり興行作品としては評価の高くなかった作品だけれど、ストーリーというか脚本の出来は置いておいて、わたしは割と好みな映画。
色んな意味で、裏切られた、でも不思議と不快な印象は無い、ネガティブな感想もない良作。
2024年7月
