シリーズ三作目にして、おそらくは最後の作品。
最強の父親であるミルズを演じるリーアム・ニーソンが、更に前作、前々作に増して過酷な状況に追いやられる。
なんと妻殺しの容疑者！
それにしても彼の元妻のレニーがあまりにも過酷な人生。娘を誘拐され、前作では血を半分ちかく抜かれ、最終的には無意味に殺されるというリュック・ベッソンのあまりにも酷な脚本に同情を禁じ得ない・・・。
複雑に絡み合った二転三転するストーリーに翻弄されるが、やはりうまい、エンターティメントとして最高の仕上がりになっているのがさすが。
ミルズを追う捜査官を演じるフォレスト・ウィテカー（ERでの出演が印象に残ってるなぁ）がいい演技でよかった。
評論家の評価と観客の評価がまるっきり正反対の作品であるが、どちらがより正しく評価してるのかは言うまでもないことだ。
2018年3月