アマゾンプライムで300円レンタル。
岡崎のイオンで上映中に何度か見ようかな、とも思ったが、昨今の劇場のマナーの悪さに1,600円も払って嫌な気分で映画館を出るくらいなら、部屋の32インチで数百円で見たほうが幸せかと。
不朽の名作、ブレードランナーの続編、とはいえやはりあれから数十年という月日が経っていて、ファンも当然、ハリソン・フォードも見る影もなく老いてしまい、なんとも切ない気分になるのは否めない。
物語としては主役のレプリカントが電気羊の夢を見るかどうかどころか、なんと妊娠して出産できるか、つまり生殖機能があるのですか?というようなテーマなのだろうけれど、一体彼らがどういうメカニズムで生殖を行うのか、そもそもレプリカントってなんなのだろう?
結局のところアンドロイドのたぐいではなかったのかな?という根本的な疑問がエンドロールを見終わったあとも残る。
主演のライアン・ゴズリングの演技はとてもいいんだけれど、そういうもやもやと謎めいたテーマが純粋にエンターティメントして楽しめるかというとやはりちょっとね。
映像は非常に美しく、特に雨や雪、雨粒が手のひらに落ちる描写や、雪が静かに降り続ける映像はとてもとてもキレイだった。
2018年3月