脳細胞を再生させてアルツハイマーの画期的な治療法を確立するため、遺伝子操作によって脳を巨大化せたサメが文字通り殺人マシーンとなって人間に襲いかかるというアニマルパニック映画の秀作。
無名俳優を起用することによって、誰が最後まで生き残るかを見るものに予想させないという演出はうまい。
さあ、みんなで生き残ろう!って言った途端にサミュエル・L・ジャクソンがあっけなく食われるシーンは何度見ても秀逸だ。
それにしても邦題をディープ・ブルーにしてしまったのは痛恨の極みだと思う(原題はディープ・ブルー・シー)
2016年8月