今年もイセギ(シブダイ)狙いの季節がやってきました。6月は旅行へ出かけたりもしたので釣りはおおよそ一か月ぶりであります。
去年はイセギの当たり年でした。それはそれで結構なことなんですが、週末は釣り場を確保するのもなかなか大変でしたね。そんなことで迎えた今シーズンのRound1です。狙いのポイントを確保すべく、いつもに比べ2時間ほど早く家を出たんです。
にしても暑いっス。。。上の写真はJR牟岐線、日和佐駅近くにあるフレッシュフーズ オオキタさんの駐車場、同店で買ったナポリタンを食うの図であります。ここでエサになるアジも買いました。それにしても牟岐(ムギ)って、そういわれてみりゃそうかとも思うけど、難読だよなぁ。。。
お次はここ。海陽町にあるショッピングセンターPIAカイフさん。
ここへ寄ったのは以前から気になっていた「きゅうりドック」を買うためです。以前からその存在は気になっていたものの、イロモノ扱いして手を出してこなかった自分が情けないというくらい美味かったですよ
普通はパン+きゅうりだと、からしマヨネーズなんぞ欲しくなるのが人情ってもんですが、これは何と味噌バターです。馬鹿舌なので間違っているかもしれませんが、ほのかに柑橘系の香りも感じました。人を見かけで判断してはイケないよという良い例ですね、ちがうか。
ちなみにこのPIAカイフさんがある海部郡海陽町はまだ徳島県です。
いくつかのローカルスーパーマーケットへ立ち寄っているうちに、2時間早く出発したアドバンテージはどんどん消えて行ってしまいますね。いったい何やってんだかまぁいいんだけど(;・∀・)
運よく狙いの場所は空いてました。ここは2年ほど前からやってみたかったところなんですが、少し荒れると波が被る低い波止、それに完全おひとり様用のスペースしかないってことで入るチャンスが巡ってこなかったんです。
準備完了は16時を少し回ったところでした。あちこち寄り道してたせいで結局いつもと同じような時間にスタートです。でもきゅうりドックが食えたので後悔はしないぜ。
-さぁ釣りましょうね-
本日は竿三本で頑張ってみることにしました。この釣りはどれだけウツボの猛攻に耐え忍べるか?が釣果のポイントだったりするわけで、僕みたいにサクサク動けないゆっくり人間はこれ以上竿数を増やすと仕掛けの交換に追われるばかりでかえって効率が悪かったりするわけです。
やっぱり海ってサイコーだよなぁ。。。なーんてモンスターエナジー片手に梅雨明けの太平洋を楽しんでいると、さっそくウツボ君が釣れてきました。
間髪入れずにまた。。。コイツは凶悪ヅラのトラウツボです。
次に毒毒しいカラーリングの(おそらく)ウミヘビそれこそ休むヒマもありません(泣)
ある方向を狙うとガシラが釣れてきます。もう少し大きいといいんですけどね。こいつはリリースです。
打ち返しを続けるうちに陽がとっぷり暮れました。なおも。。。
ウツボのアタリは止まりません。しかもだんだん釣れる型が大きくなってきました。どうしよう。
念願叶って入ったポイントですが、別に大型イセギの実績を聞いたわけでもなくて、何となくおもしろそう。。って勝手に思い込んでただけなんですけどね(笑)。それがまた何度来ても先客が居たり波が高かったりで自分の中で妄想が広がっていったのか、あそこに入りさえすれば爆釣間違いなしみたいな、実にハッピーな思い込みがあったわけです。まー現実はそう甘くないですね
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今日は何時までやろうかなぁ。。。なんてことを考える時間になってきました。相変わらず釣れてくるのはウツボにウミヘビです。ガシラが釣れる方向には仕掛けを入れるのを止めました。
。。。。。と。。。。。。
どんがらがっしゃーん
いきなり三脚がなぎ倒されます慌てて駆け寄って竿を立てましたが。。。ホンの数秒間、ゴゴゴという感触が手元に伝わってきた後、フッと軽くなってしもたですよ
仕掛けを回収してみると、チモトの部分からハリスが切られています。あ~あ。。なんと無念なことでありましょうか。
魚を逃がしたことよりショックなのがこれ。三脚がひっくり返った拍子にウィンドサーフが傷だらけになってしまいました。これはおっさん半泣きですね。
だから油断すんなっつってんだよなーと自分で自分を責めながら、再び同じ方向へ仕掛けを入れた数分後、再び竿が吹っ飛びます
今度は上手く竿を掴んでアワセを入れることができました。竿のバネ性で耐えながらゆっくりリールを巻きます。イセギはこんな暴力的な引きはしないので、多分タマミだろうなぁと思いながら魚を寄せてくると、、
やっぱり。。。ちょうど60センチありますね。タマミとしては中型ですが、これ以上大きいのが来ても僕のタックルでは耐えきれないでしょうね。さっきのようにバラしてしまうのが関の山です。
タマミを締めたり写真を撮ったりしていると、また同じ方向で今度は竿尻がポーンと跳ね上がりました。このアタリは典型的です。実にクサイです。匂いますねwww
竿を立ててリールを巻いてもたいした感触はありません。んー思い違いかぁ。。。と思ったら
<イセギ(シブダイ)37cm>
小型ではありますが釣れました。シーズン最初の一匹はやっぱり嬉しいですね。
釣れたのはちょうど日付が変わった頃。タマミでクーラーボックスもズッシリ重くなったことだし、今日はこれで十分、お腹いっぱいです。型には不満が残るものの、また高知へ来る楽しみが増えました。
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イセギと言えば包丁にまでねっとり絡みつくような脂が特徴ですが、この程度の小型はややサッパリ系です。肉も魚もクドイのが苦手になってきたおっさんにはちょうどいいところですが、やっぱり少し寝かせて旨味を出した方がよかったかな。