たっくう投げ釣りと日々 -6ページ目

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

-①からの続き-

 

◇具合が悪そうだと心配してくれた島の青年には悪いけれど、予定よりも随分早く目が覚めてしまいました目

 時間はそろそろお昼です。昨日からおにぎりやパンばかり食べているので温かい食事を摂りたくなってきましたね。

 

 少しクルマを走らせて「宇検食堂」さんで写真左の「鶏飯ラーメン」を注文しました。右の「白身魚天おろしポン酢定食」も捨てがたかったんですがあせる

 

 鶏飯ラーメンですラーメンサッパリして美味いですね。麺を食べた後はスープをご飯にぶっかけて、鶏飯としても楽しめます。

 

◇お腹を満たした後は本日の釣り場をチェックしましょう。

 

 ここは水深が足りない気もしますが、今朝釣具店のご主人に”岸からは釣れない”と宣告されてしまったわけで、あれこれ考えてもしゃーないって気になってきましたね(^_^;)。

 

 センネンダイは1メートル近くになる魚ですから、島の人に”釣りたい”と話をしたら当然そういうのを踏まえた会話になるんだと思います。

僕だって関西で初対面の人に”マダイが釣りたい”と相談されたら、少なくとも50センチ以上の魚を釣る可能性を前提に話をするわけで、いや実は20~30センチでいいんですケド、となると結構ズッコケちゃいますよね。なぁんだ、それなら。。。と話し方も変わると思います。

 

 センネンダイだって若魚の頃は浅い海を棲家にしているに違いありません。しらんけど。

 

 ともあれ釣り具を担いで海岸線から突き出た波止へ出てみました。海を覗くと大きな青い魚がゆったり泳いでいるのが見えます。エラブチってやつかもしれませんね。

 

 昨日は到着時間の関係もあって訳も分からず決め打ちで釣り始めて大失敗しましたからねあせる今日はしっかり釣りが成立するか見極めないといけません(・ω・)

 

-さぁ釣りましょう-

。。。。。

。。。。。

。。。。。

やっぱりダメでしたガーン滝半

 

  仕掛けが殆ど帰ってきません。砂地っぽく見えるところに入ってもダメですねあせる

 

 これは翌日に別の釣具店で聞いた話しですが、mapの航空写真で僕がシモリ(いわゆる岩礁)だと思ってたところは、”ぜんぶサンゴ礁だ”っちゅうことみたいです。

 こんな感じでいくら砂地に仕掛けを入れても全部「根ズレ」ならぬ「サンゴズレ」でやられてしまうと。これじゃいたずらに海を汚すだけですな(@_@)。

 

 ひとまず今は上手く釣るアイデアがないので、もう少し”普通に”投げ釣りが出来る場所へ移動しましょう。

 

ここも初めて竿を出すところですが、ちゃんと仕掛けが帰ってきます。

 

◇夕方が近づくにつれてあちこちでボイルがみられますね。波打ち際でもバシャバシャやっていて、その正体うお座が何なのか気になるところですが、遂にそのバシャバシャが足元にまでやってきて確認できたのは、目測70~80センチのカスミアジらしき一群でした。これは壮観でしたよ!!

 ホントこんなの見せられたらキビナゴ投げてボケっとしてるのが馬鹿馬鹿しくなりますね。でもやめません、おっさんは頑固一徹投げ釣りフリークスなのでありますキラキラ

 

 ここでも釣れてくるのはタテフエダイのみ。。。和歌山や四国の太平洋側で見かけるヨコスジフエダイに似てますが、黒い斑点がないことで見分けることができます。

 

 「何か」が今にも竿を吹っ飛ばしそうな、そんな雰囲気が満ち満ちてますね。でもダメ。。。

 

 あまりに釣れないので打ち返しをサボってしまい、カレイ課長さんにLINEで状況報告(釣れねーって報告ですw)なんかしていると、この近くにいいポイントがあると教えてくれました。ここに居ても打開策は見つけられそうにないし、何より寝不足で動くのがおっくうになってきていますズズズ。。ここは再度気合を入れ直して、教えてもらったポイントへ行ってみましょう。

 

◇仕掛けが付いたままの竿をクルマに放り込み、教えてもらった場所にやってきました。さっきのポイントに比べて水深はありませんが、潮の動きは遥かに活発ですね。

 

 時間的にここが最後のポイントでしょう。エサももうあまり残っていません。昼間エサを買い足そうかと迷って、結局何も買わなかったことを今ごろになって悔やんでいます。

 理由はわかりませんが、波止の際を2メートル近い細長のウミヘビが潮に流されていきます。あとからあとから何匹も流されてくるのでちょっと気持ち悪かったですねガーン

 

 ここでは三時間ほど頑張ってみましたが、結局何も釣ることが出来ませんでした。さすがに二日連続で通しの夜釣りはキツイです。後ろ髪を思いっきり引かれながら今回のチャレンジは終了としました。島の皆さん、色々ありがとうございました。釣れるまで来るつもりなのでその節はどうぞまたよろしくお願いしますね(・ω・)ノ

 

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◇かなりぐっすり眠って目が覚めました。今回はちょっと工夫したので(笑)誰も起こしにきませんでしたよwww

 

 名護へ向かう途中、道路際からの風景です。マングローブの森が広がって素晴らしい景色ですね。

 

 町へ着くとまずはコインランドリーへ向かいます。三日間も同じ服を着たきりで、僕の服やカラダからは強烈な臭いが発せられているに違いありません魂。さすがにこのまま飛行機に乗るのは隣に座った人が気の毒です(;・∀・)

 

 土産物屋やスーパーマーケット、釣具屋を見物して、最後は風呂ですね。

 

 福祉センターに併設されている「ふれ愛の湯」で三日ぶりの風呂に入りました。どうにかなりそうなほど身体が気持ち悪かったので生き返りましたね音譜。あまり広くはありませんがいいお湯でしたよ。ポイントカード、作っておけばよかったです。

 

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◇ちょうどお昼の時間に奄美空港へ到着です。空港内の食事処はジョイフルというファミリーレストランがあるだけで、一応行ってはみたものの料理を出すのに時間が掛かるそうで、ここでも何か買ってベンチで食べることにしましたよ。

 

 で、結局空港でもポークたまごのおにぎり。このタイプのおにぎりはスーパー、コンビニ、奄美ではどこへ行っても置いてあります。まさにソウルフードですね。僕もこの三日間で5個は食べていて、さすがに飽きがきました(^_^;)。。写真上の黒糖ドーナツも美味かったですよ。

 

 自分へのお土産はこのクリアファイルです。センネンダイがひときわ目立っておりますねwwww

 

◇今回の釣行、季節的にも相当期待できると踏んでたんですが、下手な新規ポイント開拓が災いして目立った釣果はありませんでした。安いチケットが手に入れば毎月でも来たいところなんですが。。。あ~大富豪になりたいなぁキラキラキラキラキラキラ

 

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 ところで愛媛県の宇和海ではセンネンダイの養殖に取り組んでいるそうです。マダイやブリの養殖では将来的な展望も見出しにくいなか、新たな高級食材として選定されたという報告書ですね。そのうち宇和海で脱走センネンダイが爆釣。。。なんてことにならないかなぁ