2024年11月30日:カチョー・タックウ・南海の大決闘② | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

-①からの続き-

前置きばかり長くていつになったら釣りのくだりになるのか?っちゅういつものパターンで進行しております。②話めでようやく現地到着です。

 

着いた途端に”暑っつぅ~晴れTシャツ一枚で十分やんかー”ってのを想像してたんですが思ったよりも寒いです。いやもちろん関西に比べ十二分に温かいわけですが、何というか期待値との差がけっこうあって、やや拍子抜けなのであります。奄美の人にとっては迷惑千万な決めつけですね。奈良県というとそこらかしこ鹿だらけと思われるのと一緒ですな。

それでもやっぱり南国だよなぁ~って感じるのは上矢印こういった自販機の品揃えですねビックリマーク

 

レンタカーに荷物を積んでまず向かったのは。。。

奄美名物、鶏飯(けいはん)の有名店、ひさ倉さんです。

 

初体験の鶏飯、おひつに入ったご飯を自分でよそって鶏のささ身や錦糸卵といった具材を乗せ、鶏出汁を掛けて食べるお茶漬けというか、沖縄そばのご飯版というか、非常に優しい味でこれはなんぼでもイケてしまいます。ちなみにこのお店はご飯食べ放題でしたが僕も課長もジジイなのでそんなには食べられません(´_ゝ`)。離島って何かと物価も高いので腹いっぱい食べたい若者にはいいんじゃないでしょうか。

 

奄美へ来るのはこれで6回目という課長の運転で海岸線を走ります。そんな課長でもセンネンダイを釣ったのは一度きりといいますからそのマボロシ度がわかろうというものです。

 

今日と明日の食料を仕入れに大型のスーパーマーケット兼ホームセンター(釣具店併設)へやってきました。

上の写真は何の意味もありません。尼崎信用金庫かと思ったら奄美信用金庫だった。。。というどーでもいいハナシです。

 

南国らしい品揃えの鮮魚コーナー。全然違う魚のように見えるのに、両方とも”えらぶち”という名前です。しかも青い方は”刺身用”、茶色のやつは”味噌汁用”と用途が分かれていて、非常に奥深い文化を感じるのであります。

 

先ほど離島は物価が高いと書きましたが失礼しました。このご飯の上に直接サバを乗せるレイアウトはありそうでないですね。僕的には好きですがサバはもう少し焼いて欲しいです。

 

北海道なんかもそうですが、やたらと充実しているホームセンターの釣りコーナー。以前にも書いたことがありますが、僕は知らない土地に行くと大型釣具店を訪問してその土地の「投げ釣り度」を測ります。さて奄美大島の投げ釣り度は。。。。ゼロでしたお祝いwwww

みたことないような巨大な針がズラリと並んでおりまして奇妙な居心地の悪さを感じてしまいますあせるそれにしても上段のスーパークエ35号は税込み990円もするのに入り数は3です(・ω・)。。。下段のカット泳がせも似たようなもんですが、こんなもんがホイホイ売れるという事なんでしょうか?26号売り切れとるし。

 

さあてさて、一体いつになったら釣りの話しが始まるのか。。。。読んでる方も飽きてきたころだとは思いますがようやくです。ようやく釣り場に到着しました。話が長いだけというウワサもございますが(´_ゝ`)

 

-さぁ釣りましょう-

 

冒頭、思ったよりも寒いと書きましたが、本日は海の方もご覧の通りでありまして、かなり強めの風も吹いております。三脚をセットして重しを用意しようとよそ見してたら全部ひっくり返ってたっていう、投げ釣り師なら誰もが経験している、あの程度の風ですね。水深は15メートルといったところですが底はズルズルです。

 

強い風の影響か、とっぷり暮れた夜の空はまるでプラネタリウムかと見まがうほどの見事な星空でした。老眼投げ釣り師の僕にしてこうですから、目のいいひとには堪らないでしょうねキラキラ

 

さはされど。。一応釣りに来ているわけなんでそろそろ何とかせんとな~という時間です。初めての奄美、初めての釣り場にしてこのユルさです。奄美6度目だという課長に至っては寒さもあって殆どクルマの中でスマホみておりますねあせる。。課長の釣り座も夕マズメに南方系のハタやイトヨリがバタバタ釣れた以降は音沙汰ナシという状況です。

 

とにかく色々試してみるか、と足元に落としておいた仕掛けに本日初の、アタリらしい。。でも少し妙なアタリが出ました。竿先がフワフワ動いてどこでアワセを入れたらいいのか分かんない、そんなアタリでしたが、ひと際大きく竿先が入ったタイミングでエイッ!!と竿を立てました。

 

スカッ。。。てへへてへぺろってのも十分予見できる展開ですが何か乗りましたね。僕の竿が曲がっているのをみて課長もサポートに駆けつけてくれました。

 

さてその正体は。。。。

ニャンと大型のイシガキフグでした。スケールあててる写真がないんですが、ゆうに50センチは超えています。無毒でしかも相当美味いらしいけど、一体どう処理すればいいのかわかんないのです。仕方がないのでこいつはリリースしました。

 

さて、今夜は凍えるほど寒いし明日もあるしでそろそろ納竿するかという頃に、こんな時に限って今度は課長のドラグが唸りを上げました!!

(カレイ課長さんは基本ドラグフリーの釣りなんです)

「カチョー!カチョー!←実際は本名で呼んでます。

と呼びますがご本人はクルマの中です。

「アタッテルー!!

ようやく気付いた課長、急いでクルマを飛び出してきましたが時すでに遅し、痛恨のバラシであります。

「。。。。。。」

「。。。。。。」

「いったい何やったんやろ今の。。。」

「あのスピード感からしてタマミに間違いないね」

(課長が一番興味なさそうな魚種を引き合いに出して慰めるパターン)

 

-③に続く-