クサガッチョ師匠から北海道土産をいただきました。エビ味噌のカップ麺と北海道方言のタオルです。
以前新千歳空港で「一幻」さんというお店のエビ味噌ラーメンを食べたことがあります。すごく濃厚で美味しいラーメンでした。あぁ。。。北海道行って美味しいものいっぱい食べたい。。。。ウニ、イクラ、サンマ、じゅるじゅるじゅる。。。
方言タオルは”なまら”とか”しばれる”とか、知ってる言葉も載ってますが、”したっけ(さよなら)”なんてのは初めて聞きましたよ。クサガッチョさんに言わせると特に”いずい”という表現が翻訳不可能なんだそうです。かゆい、に近いらしいのですが、やっぱり”いずい”としか言いようがない!!と力説していました。。んーわかんない(^_^;)
いつも貰ってばっかりでごめんね。クサガッチョさん
さて、話は変わって尾道ラーメンです。今回はクサガッチョ大明神を誘ってとびしま海道でキジハタ=アコウを狙おう、という算段なんです。
過去の実績ではこの時期のアコウ、ボーズはほぼないので「まーワタシに任せておきなさい」なんて珍しく自信満々で山陽道を西へ向かいますよ。
写真のラーメンセットをサービスエリアのフードコートでいただいて、さぁ出発だと屋外に出たところ、こんなのがシレっと駐車していました。
<ビックリしたなもう>
なんとコスモスポーツが停まっていました。博物館じゃありませんよ、ここは(^_^;)
若い頃は結構なクルマ好きだったので、ちょっとやそっとのものでは驚かない自信がありますが、これにはさすがに「うわっ!」と声をあげてしまいました。
<マット・ビハイクル-カッコ良すぎ>
僕らの世代にとってコスモスポーツは色々と思い出深いんじゃないでしょうか。販売期間は1967年~1972年といいますから、僕が3歳から8歳までの間です。
当時も実車をみる事が殆どなかったのは、僕が住んでいた地域が”そういう所”じゃなかったからだと考えていました。まー平屋の市営住宅だったウチにはマイカーはおろか、風呂すらなかった頃の話です。でも今回調べてみたらこのクルマ、5年間で生産されたのはたった1,176台だそうです。月産20台。そりゃその辺走ってるワケありませんな(;・∀・)。
ちなみに現代の日本で新車登録されるランボルギーニは年間600台程度といいますから、その約三分の一。そんなお宝に出くわしたわけですから、こりゃ今回は縁起がいいぞ~www、、っと意気揚々と先を急ぎます。コスモスポーツとアコウにいったいどんな因果関係があるのかはまったく判りません。(´・ω・`)知らんやんそんなん。。
東広島呉道を降りたところにある釣具店、かめやさんに寄りました。ついでに横のスーパーで自分用の巻き寿司とカレーパンも。これ以上はないというくらいに準備は万端です。(`・ω・´)キリッ
潮の速さに関しては前回の牛窓もたいがいですが、この辺りに比べりゃそよ風のようなものです。加えて本日は大潮、干満差250センチ。わかりますか?僕はドMなんです。あははははは。トレビあーん
☆さぁ釣りましょう☆
クサガッチョさんにはこの波止のベストポイントと思われる場所に入ってもらい、僕は更に先端へ歩きます。
<安定の激流です>
久しぶりに赤サーフを持ってきました。奥に見えるのはサーフリーダーFV。今日は赤揃えです。燃えますね
明るい内は豆アジをつけて放り込んでみたりしましたが、カスリもしません。釣れないだけならまだしも、早やオモリを二つ失います。このペースだとエサより先にオモリ切れで納竿する羽目になるので一旦仕掛けを上げました。
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陽が少し陰ってきて、潮もいくぶん緩くなってきたようです。エサをつけて投げてみると、コンコンのアタリで25センチ程度のグチ=シログチが釣れてきます。ちょうど潮の流れに逆らうように仕掛けを回収するので、こんな魚でもなかなかの重量感ですよ(;・∀・)
群れが廻ってきたらしく、それこそ20センチくらいのグチがウルサイように釣れてきます。グーグーw
釣れてはリリースを続けていると、今までとは違うシャープなアタリがでました。。。。と思ったらセトダイ。。。このあたりも多いですよ、コヤツが(^_^;)
これをきっかけに、次はセトダイが釣れ続きます。ただそれこそ手のひらに満たないミニサイズばかりで、これまた釣れてはリリースの繰り返しです。いかんなぁ。。
そうこうしているうちにまた潮が飛び始めました。
潮待ちついでに仕掛けを内向きへ投げてみましたが、こちらも魚からのシグナルは一向にこなくって、ウミケムシが針の数だけついてきます。まいったなぁ。。。。
予想とはかなり異なる展開にちょっと焦ってきました。クサガッチョさんはエイにこれまたウミケムシだそうです。こりゃ早々に移動も考えないと。。。と、ミオ筋に入れていた竿にガガガッ!のアタリが出ました。
こういうアタリは案外小型の魚が多いように思います。特に抵抗もなく釣れてきたのは本命!の。。でもビミョーなサイズのアコウでした。
<28センチくらい>
それまでは遊びのひとつに過ぎなかった釣りに僕がドはまりしたのは淡路島で釣ったアコウがきっかけです。それこそ半世紀くらい昔の話ですが、当時は南淡でアコウが釣れたんですよ。
赤い電気ウキがジワッと海面から沈んだアタリを合わせたところ、釣れてきたのは27センチのアコウでした。なんでサイズまで憶えているかというと、そのアコウは叔父が魚拓をとってくたんですね。
長らくその魚拓は僕の部屋に貼ってあったので忘れられなくて、後にも先にも自分で釣った魚の魚拓はあれっきりです。
ようやく釣れたアコウをみて、僕もクサガッチョさんも少し元気が出てきたんですが、ほとんど交通事故みたいなものだったのか、そこからはやっぱりシーン。。。
もうこりゃダメだってことで、次の場所へ移動することにしましたよ。
クルマで20分ほど走って次の漁港へ着きました。下げの潮が緩むまで少しクルマで休んでから釣り始めたものの、なんかこう収まりの悪い釣りが続きます。たまのアタリは持ち帰るには忍びないサイズのガシラのみですね。
散々な状況に、僕は波止に座り込んで↑こんな顔してたんだと思います。ひとりの釣り人が声を掛けてきてくれました。
「なに狙いよるんです?」
「アコウなんですがまるでダメなんですよ」
「アコウなら〇〇で釣れよるよ。ここでもええけど、魚がおらんかったら釣れんけん」
★本日の名言★
《魚がおらんかったら釣れんけん》
完膚なきまでに、コテンパンにやられてしまいました。釣れたことは釣れたけど、顔洗ってまた出直します。
ここ最近はそこそこ釣れていたので慢心があったのかもしれませんね。いい事ばかりはありゃしねぇ。白バイに捕まらないよう、安全運転で帰りましょう。
そこそこおかずになりそうな魚はクサガッチョさんに貰ってもらいました。
だけど唯一のアコウ、捌いたらなんと虫が居たそうで、あえなく廃棄処分になっちゃったそうです。げろげろ。
重ね重ね申し訳ないです。クサガッチョさん、これに懲りずにまた広島へ行きましょうね。