2020年7月4日:釣り用の靴を買う、の巻 | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

 関西はうっとうしい天気が続きますが、今年は比較的台風が少ないですよね。 海況がよければ高知にも行きたいのですが、こればっかりは、、、お天気次第です(^_^;)。

 

 などとのん気なことを考えていたら熊本で大雨です。球磨川氾濫の映像には衝撃を受けましたよ。特に球磨川といえば川辺川ダムの建設中止が記憶に新しいです。計画が頓挫したのは「コンクリートから人へ」なんて言葉が持てはやされてた頃。ダムがあれば災害が防げたのかどうかは素人の僕には分からないことですが、本当にやるせないですね。

 

 

 さて気を取り直して。突然話はぶっ飛びますが、上の写真は僕が釣行時に履いているフェルトスパイクブーツです。季節を問わず、場所を問わず、年がら年中ずっとこれで通してきたのですが、遂にダメになってしまいました。

写真では分かりませんが靴底部分(ソール)がつま先からパックリ外れており、浜なんかではここから海水が浸みてきて非常に不快でございます(^_^;)。

 

今までは接着剤の応急措置で済ませてきたものの、前回の南紀釣行ではとうとう両足共に土踏まずのあたりまでベロリンと外れてしまい、歩くたびにソールがぶらぶらしてベッタンベッタンと(+_+)情けないったらありゃしません。まぁそろそろ寿命ですよね。

 

このダイワのネオブーツ、確か5年程前に岡山の「釣具のわたなべ」で、山積みになっている店先からサイズを探し出して買ったものです。

わたなべの軒先は狭いから、外に出してある商品は強い雨が降ると濡れちゃうんですよね。特にこういうブーツ類は箱で積んでるじゃないですか。それが雨に濡れてぶよぶよになってたりして、中身はなんともないのにお安く売ってたりします。現在ネオブーツは通販でも12,000円程度で販売されていますが、当時はそんなに払った記憶がないのです。そもそも酔っ払ってでもいない限り、僕がそんなお金を払うはずがありません。酔っ払ってたのかもしれませんが。

 

このブーツ、メーカーへ出せば靴底を交換してくれるそうです。でも交換費用を聞いてビックリΣ(・ω・ノ)ノ!。。。潔く修理は諦めました。

 

今回は酷使したネオブーツの反省をふまえて、釣り場によって履物を替える方針に変更してみましたよ。

 

届きました

 

まずはこれ。天気の良い日の波止や護岸はこれで行こうと決めました。日進ゴムさんの「屋根プロⅡ」です。日進さんはHyper Vという商標で、動摩擦係数の極めて高い靴底を開発されたメーカーです。つまり滑りにくいゴム底、というわけですね。足元が不安定だと仕事に差し支える、そんなプロ用の靴に多く採用されています。厨房用の長靴なんかもそうなんですが、この「屋根プロⅡ」はその名の通り、高所作業向けに企画されたもので、夏場の焼けた屋根板上での作業を想定して、熱伝導率の低い靴底を採用しているのも特徴です。

 

日進ゴムさん、岡山の企業なんですね。本社の住所がどっかで聞いたことあるなぁ~と思って調べてみたら、岡山時代にちょくちょくお世話になっていた釣具のタイム西岡山店のすぐ近所でした。運命を感じるなぁ。。。ちがうか。

 

ヒザを痛めてしまってからテトラに乗ることは殆どなくなってしまいましたが、Hyper Vが威力を発揮すればテトラ上の釣りにもかなり有効なんじゃないかと思います。

 

黄色い部分がHyper Vなんでしょうか。普段履いているスニーカーと同じ25.5を注文しましたが、少しタイトな感じです。通気性も良好なようで、夏場のムレムレになった強烈な足の臭いも軽減されそう。あれは自分でもたまんないもんなぁ。。。

 

次はこちら。雨天時や浜などで履く長靴です。浜では水を汲むのにじゃぶじゃぶ海へ入ってしまうので、僕の場合長靴は必須です。かなり悩みましたが選んだのはこれ。「公益財団法人 日本野鳥の会」が販売しているバードウォッチング用の長靴で、「BOOTS FOR Bird Watching WITH B」って書いてあります。ウィズBってなんやねん。

 

いわゆるパッカブル(折り畳み)ブーツというやつで、軽量でかさばらないのが特徴ですが、薄くて破れやすいのでヘビーデューティーな使い方には向いていないそうです。

 

こんな感じ。色も何種類か発売されていて、グリーンや赤なんかもあります。僕はおっさんだし、赤いブーツは仮面ライダー2号みたいだし、地味目のブラウンにしてみました。

 

「B」のロゴが入った収納袋もついていました。そうか、with Bの「B」はこれか。

 

このブーツ、ネオブーツに比べるとかなりのシャレオツ感ですが、ちょっとマズいことにも気付きました。それは。。。「こんなの履いてると外観からはますます何やってる人かわからなくなった」という点です。

 

僕は有名釣り具メーカーのウェアとか帽子とかひとつも持ってないし、夜釣り明けの朝なんか髪もボサボサだし、シャツの裾は半分ズボンからはみ出ているしで、釣り用のベストだけでは本当にただの小汚いおっさんにしか見えないんですよね。

唯一ダイワのロゴが入ったこのブーツを履いていることで、あぁそうか釣りしてるオヤジね、と「釣り人認定」されていたと思うんです。

 

それが遂に唯一の「釣り人証明書」を失う事になってしまったわけで、ヤバいですねこれは。Tシャツかなんか買うか、ベストにワッペンでも貼ろうかしら。でもそんなワッペンどこに売ってるんだろう?

 

また、「使用上の注意」として、⇒「岩場」やヨシ原等の近くでは使用を控える。なんて書いてありますが、、、、もしかして、またやらかしたんでしょうか?僕は。

 

確かに磯場などはスパイクが必要だと思います。でも当面はそのような予定もないし、スパイクブーツは5千円くらいのをゆっくり探しましょう。

 

こうして釣り場によって履物を交換すれば長持ちだってするはずです。多分するはずなんだけどなぁ。。。。。