ちょうど去年の今頃、サーフサイドⅡへの憧れから、オークションやら中古タックル店を探しまくったにもかかわらず、結局目当ての33号は見つからずじまいで、いつしかその熱も冷めてしまいました。
そもそも必要に迫られているわけでもなくて、とにかく欲しくてたまらない、何とか手に入れたい、と考えだすと居てもたってもいられなくなるんですね。我慢していればそのうち熱も冷めるのに。
やっぱり入院なんかして暇を持て余すとロクなことを考えないわけで、1年ぶりに発病してしまいました。
さっそくオークションや中古タックル店を探しましたが、目当てのヤツは見つかりません。
実は、特に夏場の磯物釣りで活躍中の33号425、4セット中1本だけ濃紺の08サーフリーダーEVが混じっているんです。これがね、気に入らない。竿から熱意が伝わってこない。
写真で見ると明るいブルーに見えますが、ご存知の通り実物はむしろ「濃紺」といっても良いくらいの深い青で、こいつを赤い07サーフリーダーFVと入れ替えたいのです。
先般ご承知の通り、当時のSHIMANO投げ竿ラインナップでは、EVのひとつ下がFVで、望み通り入れ替えが成ったとしても、これじゃぁグレードダウンになっちゃいますね。
でも赤がいい
いつものヤツが始まってしまいました。最近発売された投げ竿って、割と黒っぽかったり青なんかの寒色系が多いですよね。もう少し身体が熱くなるようなホットな竿が欲しいのです。
退院後の術後検診が昼過ぎには終わったので、そのままタックルベリーへ向かいました。全国の在庫が端末で確認できるそうで、これは期待できますね(^-^)
店頭で07サーフリーダーの425BX-T赤いヤツと告げますと、すぐに検索してくれましたよ。
「あー全国に一本だけですが、在庫ありますね」
「えーホントですか?ちょっと写真みせて」
「お客さん、こっから先入らないで。こっち回って下さい。」
「(;´・ω・)すみません。。。。」
確かに要望ドンピシャなのですが、かなりコンディションが悪いですね。
トップガイドの錆やキズ。。。。うーん、さすがにこれは買えないな。。。
「じゃあランドサーフはどうですか?」
「カチャカチャ。。。これですね」
「あーもっと古いヤツ。銀色に赤のボカシが入った」
「ないですね」
「そう。。。仕方ないね。ありがとう。。あ、念のため、トーナメントサーフは?33-405」
「カチャカチャ。。。一本ありますよ。軽い傷がありますけどね。あと竿尻の置き傷」
「買います」
「え?」
「え?買いますよ」
「いや、ちゃんと写真見て下さい」
「キレイですよ」
「いやブランクスのここにキズと。。。」
「いいんです買います」
「。。。。。」
お店に届いた、という連絡があって昨日引取りに行きました。
またもや試投したことも触ったこともないのに見た目だけで買ってしまいました。一生治りません。
いいのです、カッコさえよければ。多少のことは目をつぶります。
僕は基本的に根が暗いので、赤サーフからポジティブなエネルギーをいっぱい貰って、今後はラテン系投げ釣り師を目指したいと思います。