2019年8月3日:イセギ狙いで高知へ | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

土曜の朝、お弁当もできたし、高知に向けて出発です。

 

夜釣りに向けて遅めに出発する場合、けっこうな頻度でお弁当を作っていきます。これは昼食なんですが、何て言いますか、単純に好きなんです、弁当が。

 

Tポートでユムシ15個と青イソメ500円を買って明石海峡大橋を目指します。今回は冷凍小アジやイカがエサのメインで、ユムシは保険の位置づけ、狙うのは高知のイセギです。

 

 

”イセギ”というのは高知独特の呼び名で、標準和名はフエダイですね。タマミやクロホシフエダイ(モンツキ)の仲間で、紀伊半島でも釣れるようですが、高級魚として珍重する高知に敬意を表して僕は”イセギ”と呼ぶことにしますよ。

 

僕としては〇〇を狙う、と宣言して釣りへ出かけることはあまりないことなので、並々ならぬ気合です。

<でもお昼時なのでお弁当にします>

<食ったくった>

 

イセギの話でした(´-ω-`)。何年か前の6月の室戸、隣で釣ってたあんちゃんに大型が釣れたのを目撃しています。興奮した様子で家に電話し、そそくさと家に帰る姿が印象的でした。

 

そこまで高知人を魅了するイセギを、是非自分も釣って、食べてみたいというわけです。

 

目的の浜へは16時前に到着しました。

 

さぁ釣りましょ。。。。。

 

波が。。。。高い(@_@。。。

 

気合は入っていますが、ちょっと、いやかなり波が高い。。。。しかも想像していたよりも浅いですね。

 

高い波も原因のひとつでしょうが、これまた根掛かりがヒドイったらありゃせんです。

投げ入れた時は竿をあおれば問題ないのですが、三脚にセットしてしばらくすると掛かってしまいます。

 

一応、仕掛けは捨てオモリ。でもダメですね、オモリが帰ってきません。

 

移動するにも、僕が知っている波の影響が少ない漁港のポイントは、ここから30分以上かかります。ましてや先客がいたら。。。

 

道具を片付け、クルマに戻ってGoogle Mapとにらめっこと相成りました。

 

「OK Google!クルマで10分以内の距離で、フエダイが釣れる投げ釣りのポイントを教えて☆☆」

 

「しーーーーーん」

あ。

 

Mapですぐ近くの漁港が目に留まりました。確か以前買ったポイントガイドに掲載されていて、面白そうな印象を持ったところです。釣れるかどうかはわからんけど、釣りが成立しないことには何も始まりません。

 

さっそく移動して、目当ての場所には数分で到着しました。波止にはだーれも居ません(^_^;)。時おり大きな波がドーンという音と共に先端のテトラへぶつかり、飛沫を舞い上げています。

 

先端まで行くのは危ないですね。50mほど手前に三脚を置きましたよ。

 

 

ひとまずユムシをつけて放り込みました。陽が傾いてきていますので大急ぎで二本目の用意をしていたところ、「ジー」という音が聞こえたような???

 

半信半疑で先ほど投げ入れた一本目に近寄ると、

「ジーーーーーー」

 

うわー\(◎o◎)/!アタッとる。。。

 

こういう典型的なアタリは久しぶりで、正直うろたえました(^_^;)が、しっかりあわせて手ごたえを楽しみながら魚を寄せてきます。

 

イセギです。。小型ですがあっさり釣れちゃいました。。。。

 

マボロシ感皆無やん。

 

でもポイント変更は的中やー!と喜んだのもつかの間で、そこからは。。。

 

彼らと格闘する夜になりました。

 

けっこう面白いポイントで、工夫次第でいい釣りが出来そうです。

 

色々思案していた深夜、地元のあんちゃん達がショートロッドを持ってやってきましたよ。

テトラ近くに釣り座を構えるもんだから、いきなりの大波でずぶ濡れになってはります(^_^;)

 

うわー!パンツまでびしょ濡れやー

スマホ持ってこんで助かったのー!

 

そんな感じでいっぺんににぎやかになった波止で、一人のあんちゃんが「うわうわうわー!なんじゃこれー!めちゃ引きよる!!」

 

ショートロッドが満月のように曲がっています。

 

タモをもって駆けつけ、取り込みをアシストしたのはなんと、50㎝オーバーのイセギでした。( ゚д゚)でけー

 

こりゃうめぇぞー!!とあんちゃん達も大興奮で、やっぱり竿を仕舞って帰っていきましたね。いやぁ確かにデカかったです。

 

あんなの見せられちゃ、頑張らざるをえませんよね。

 

そこからは手を変え品を変え場所も変え(何せ波止にいるのは僕一人ですから)、明るくなるまで頑張ったんですが。。いや、ウソです。深夜2時からしばらくはボケーっとしてました( ̄▽ ̄)

 

イセギは姿を見せてはくれませんでした。

 

ガシラはぽつぽつ。

 

煮つけにできそうなサイズだけ持ち帰ることにしましたよ。

 

道具を片付けていると、底物狙いのおっちゃんがやってきました。

 

イセギを釣りに来た、というと親切に色々教えてくれましたよ。

 

高知はいいなぁ

 

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で、少し仮眠した後、もう一つの目的地へ向かいます。

 

カマスの押し寿司だけにするつもりでしたが、横に居たおばちゃんが”やっぱりここのソーメンが一番おいしいよ”というので買っちゃいました。んー。。ソーメンの評価は高知人とアンマッチでしたね(^_^;)

 

 

ちょっとお米が柔らかすぎるかな。。でも美味しい。

 

あとは家に帰るだけです。

芋けんぴ食べながらゆっくり帰りましょう。

 

イセギは刺身でいただきましたが、本当に美味しいお魚ですね。

 

次回は料理の写真もアップできるよう、頑張ります!三枚おろしを。