2018年8月17日:下津井でマジメに投げ釣り | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

 

7月25日の日記で書いた、「下津井沖で本コウジを撒き餌する」を実践すべく、岡山に向かいました。

 

ただ、どこに問い合わせてもコウジが全く手に入りません。

もうひと月近く入荷がないそうで、撒き餌どころの話じゃないですね。

 

それにしても高価な餌ですから、そろそろ脱コウジも考えなくてはいけません。春に呉で買ったコウジは一匹245円でした。

 

はしりのマダイでも釣れんかな、と江田島で投げたところ、目の覚めるようなアタリで巨大黒アナゴが連発。

初めてアナゴに殺意を感じました。おのれー(-""-;)

 

そんなことで今回はユムシと、これも品薄ながら何とか手に入れたタイムシで、見事瀬戸内の激流に散る所存でございます。

 

梅田の中古レコード店で買ったタワーオブパワーのライブCDを聞きながら早島ICにさしかかった頃、とんでもないことに気が付きました。

 

ライフジャケット持ってくるの忘れた(゚_゚i)

 

あほ過ぎます。

 

もちろんこれから寄るエサ店で購入することも可能ですが、何だか今日、渡船に乗るのはお止めなさい、と言われてるような気がして、地方から釣る方向に気持ちを切り替えます。

 

これで「下津井沖」も「コウジ」もなしになりました。。。(´・ω・`)

なにしてんねん。。

 

じゃあどこで釣ろう????????????

頭の中はぐるぐる回ります。

下津井周辺でめぼしい場所に入れなかったら宇野港へ廻るか、それとも瀬戸大橋を渡って庵治まで行くか。。

 

戻るの面倒なのでここで釣ろーと、適当にやって撃沈した引本の時とは大違いの真剣さ。今回はマジメに投げ釣りです!ライフジャケット忘れたけど。

 

くねくね道を降りて目的地近くにクルマを停めました。

 

目指すポイントは空いていますが、それにしても海の色が予想外に茶色いです。昨日までの悪天候が影響しているのでしょうね。

 

あぁぁどうしよう。。。でも今から別の場所に動くのも面倒だし。。。。

 

うわぁぁぁやっぱり人間そう簡単に変われないのね( ̄ー ̄;

 

さぁ釣りましょう

 

今回は425の33号×3本体制です。

ここいら辺で釣る場合、僕の腕前では3本が限度で、これ以上増やすと収取がつかなくなります。

 

潮替わりで突然激流となって、三脚ごと竿をなぎ倒したりってことがあるので、うかうかボケっとしていられません。

また満ちはこっち向き、引きはこっちとか、大まかな方向はあるものの、急に逆方向へ流れだしたり、ピタッと止まったり、釣り人のアタマを疲れさせる釣り場です。

 

今回も低い潮のまま、なかなか動きません。

ユムシにもタイムシにもアナゴがポロポロ釣れてきますが、あの憎っくき黒アナゴと違い、こちらは実に旨そうです。

 

ここ数回ボウズ続きなので、いい加減何か持って帰らないと「釣りに行っている」という事すら疑われてしまいます。ホントは釣りは口実なんじゃ?って。だから今回アナゴはキープです。

家族分釣ったならば最低限の役割は果たした、という事にしますよ。

 

アタリはまばら、釣れるのはアナゴのみ、ドラマは何も起こらず、日付が変わろうとしている23時過ぎ、コックリとランドサーフの竿先がお辞儀しました。

 

合わせてリールを巻きますが、結構な水圧です。どうやらヒレを広げて最後の抵抗を試みている。ガシラかしら?

 

アコウでした。

 

アコウが釣れると無条件に嬉しいんです。美味しい魚、高価な魚は他にもありますが、なんでアコウだけこんなに嬉しいんだろ?

 

続いて隣のサーフリーダーにストレートなアタリで

32㎝ほどのマダイです。

 

アコウにマダイでめでたしめでたしってことで、一休みしていると、またもやランドサーフにモゾモゾしたアタリで

マダイ46㎝、何か頭でっかち

因みに3匹ともタイムシに食ってきました。

 

既に日付は替わっていて、満潮までおそらく2時間あまり。

アタリも止まったのですべての竿にユムシを付けて、クールダウンです。

 

夜食を食べたり、スマホをチェックしたりしていると、突如潮が流れ出しました。激流です!。今日は小潮なのですが、そんなもんまったく関係ありません。潮に持っていかれないよう、竿を掴もうと手を出したその瞬間。。。

 

「グキ」

(ノ゚ο゚)ノ。。。。。

腰に キター!!!

 

何とか三本の竿を抱え込みながら、その場にうずくまって耐えます。

体を起こそうとするとまた激痛。。。。

 

釣り場で腰にきたのは二年ぶりです

もはや釣りは続けられません。投げるどころか、餌付けにかがむ度に激痛が走ります。

 

しばらくじっとしてると痛みがマシに。全ての竿を上げて釣りは終了です。

 

結局1時間半かけて道具を片付け、クルマまで戻りました。

 

汗まみれの服を着替え、クルマをスタートさせたのは空が薄明るくなってきたころでした。

 

これがもし渡礁した釣り場で起こっていたら、と考えるとゾッとします。ライフジャケットは死んだ婆さまが隠したのだ、という事にしておきましょう。そういやお盆に釣りをしてはいけない、船霊(ふなだま)に海へ引きずり込まれる、と婆さまから散々聞かされていたのでした。

 

普段から運動不足なのは分かっていましたが、こんな調子じゃ大好きな投げ釣りが続けられなくなります。

 

足腰を鍛えなきゃいけませんね。