三線コンクールの優秀賞に受かりたい人へ 石垣島 | 石垣島三線体験教室と、山本恭照研究所の三線がうまくなるブログ

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月制クラスはポップスと八重山古典民謡に分かれており、八重山古典民謡クラスは山本恭照研究所として活動中です。

 

 

 

先日の八重山古典民謡コンクール。 

 

優秀賞

 

非常厳しい審査でした

 





受験者59人中45人不合格


不合格率76%


これを受け今回は

 

コンクールで優秀賞受験に敗れた人

 

今後、優秀賞受けようとしている人

 

に向けた内容で書きます

 

前回は、

 

2024年八重山古典民謡コンクール結果のブログを書きました↓

 

 

 

今年のコンクールには山本恭照研究所から優秀賞1人受験

 

結果は不合格

 

誰もが分かるあからさまなミス

 

不合格に導く致命的なミスは見当たりませんでした

 

結果を知った時の私の思い

 

マジか

 

優秀賞合格基準は厳し過ぎ

 

あの位のレベルでは合格できないの⁉︎😓

 

というものです

 

 

今回は合格できるはずと思ってましたので、

 

とてつもないショックを受けました

 

 

私の優秀賞を合格できると予測していた基準と、

 

 

合格できる実際の基準ギャップがあったようです

 

 

このギャップ

 

事前に察知できなかったのは、私の完全なミスでした

 

ミスを反省し前に進んで行かないといけません

 

ということで、今回は

 

優秀賞を受かるには

 

どのくらいのレベルを求められるか?

 

という事を数字などをからめながら書いていきます

 

※ 唄のレベル三線のレベルなど技術的な内容は省きます

 

今回の全合格者の皆さん

 

  過去を8回を振り返る

 

まずは過去8回ほどの優秀賞合格率と人数を書きます

 

今回 24%  14人 

 

47回 29% 15人 (昨年)

 

46回 47%  29人

45回 34%  22人

44回 39%  25人

43回 31%  20人

42回 39%  27人

41回 40%  25人

 

40回 21%  14人 (2014年)

 

今回40回は、極めて厳しめ

 

 

4人に1人しか合格できず、

4人に3人は落ちています

 

 

47回(昨年)も、結構厳しめ。

 

 

この3回20%代です

 

 

あとは35%ほど。

 

だいたい3人に1人が合格

 

優秀賞は簡単に受からない賞と言えます

 

今回の優秀賞合格14人の皆さん

 

優秀賞が簡単に受かった時代 

 

でも、、、実は

 

その昔の優秀賞は

 

けっこう受かる賞でしたウインク

 

私が新人、優秀賞を受けていた頃は以下です

 

 

37回 60%  38人 (2010年)

36回 47%  27人 

35回 54%  31人

34回 49%  36人

33回 63%  40人 (2006年)

 

33回と37回は何と60%以上ラブ 

 

あとは50%前後、 

 

 

この頃は優秀賞は

 

1回で受かるのはごく普通

 

 

優秀賞を不合格になるほうが、恥ずかしいというイメージでした

 

 

33回63%、今年は24%。

その差は約40%笑い泣き

 

 

優秀賞の価値

今のほう格段高いと言えますおねがい

 

 33回は優秀賞は40人、最優秀賞は10人

 

33回新人賞合格者。私がいます。お知り合いはいますか?

 

 

  昔はなぜ受かりやすかったか?


34〜37回の頃と今の技術的なレベルは、

 

さほど変わらないです

 

 

この頃は

 

さほど優れてなくても、受かってしまう賞に感じました。

 

私もその内の1人と言えます。その証拠

 

最優秀賞合格4回不合格し、

苦労しましたので爆笑

 

 

こんなに受かりやすかったのは

 

当時の審査方法が簡易的な方法だったためです

(詳しい方法の説明は省きます)

 

 34回の優秀賞は36人。最優秀賞は10人

 

  簡単に受からない時代に突入

 

 

審査方法が厳しくなり、

 

それに伴い合格率が下がったのは

 

40回以降です

 

 

今や

 

1回の不合格は普通。2回、3回不合格の人もいる賞になっています

 

 

今の優秀賞を合格できる人はかなり優れている人

 

特に、

 

今年のような厳しい優秀賞に合格できる人は、

 

なかなかの実力者だと思います

 

 

 40回。優秀賞は14人のみ。最優秀賞に私。

 

  今後の受かる人数と合格率は?


46回(一昨年) 47%  29人

47回(昨年)29% 15人

48回(今年)24% 14人

 

 

昨年(15人)今年(14人)と

2年連続の10人代です

 

この数字から察する

 

当分15人くらいしか受からない可能性はあります

 

だいたい4人に1人しか合格できない

 

合格率は20%代が続く事も

 

あり得ると思います

 

 

  今年の合格者から考察

 

今年14人の合格者。

 

いつの新人賞に合格していて、その人数は?

 

 

・その内、独唱経験者は何人か?を調べました

 

独唱経験者→超簡単に表すと合格者の中でも、トップランクの合格者のこと

 

 

新人賞合格回 人数

 

47回(昨年)       5人   35%  内独唱経験者4人

 

46回(一昨年)    6人   43%  内独唱経験者3人

 

45.44.43回   計3人   22%                 0人

 

それ以前          0人

                   計14人                       計7人

 

今年合格の14人の皆さん

 

 この数字からの考察

 

14人中、78%2年以内新人賞合格者

 

78%が2年以内

それ以前確実に減っていく

 

・42回以前は0人。

年数が経つと一段と厳しくなる

 

 

なので、

 

優秀賞も早いうちに受かるのがベター

 

 

14人中、独唱経験者合計7人 。

 

 優秀賞は新人賞で独唱できるくらいの実力が必要

 

半面、14人中半分は独唱非経験者

 

独唱経験はなくて頑張りしだいで優秀賞は受かる

 

 

  では、どのレベルを求められるか

 

私なりに出した答え③つです

 

 

優秀賞はこのくらいのレベルなら受かるだろうという、

 

妥協的な実力では受からない

 

最優秀賞超絶に高い(10回ほど不合格、10年以上挑戦している人がざら)

 

 

実力がない人が最優秀賞を受けても

歯が立たない

 

優秀賞さらに高めの壁を作り、

 

最優秀賞レベルに程遠い人を落としている

 

 

優秀賞合格に求められるレベルは、

 

最優秀賞合格者に大きく見劣りしないレベル

 

昨年の優秀賞合格の15人の皆さん

 

優秀賞=準最優秀賞…という位置づけですね

 

 

これを読むと優秀賞を、

 

受けようと考えている人はビビるかもしれません😅

 

 

優秀賞は、

 

1回や2回の不合格を覚悟して、受験したほうが良いでしょう

 

来年に向けて

 

山本恭照研究所は4人の新人賞受賞者が所属しています

 

 

来年は優秀賞に何人かが挑戦するかもしれません

 

 

このかなり高い壁を越えるには

どんな稽古をしないといけないか、、、という考えて、私は指導を行っていきます

 

 

受験者たちもより一層頑張らないといけないと思います

 

とにかく結局は…

 

誰もが認めるくらいに

 

上手くなれば優秀賞も受かります

 

 

高い壁を越えられたらいいですねおねがい

 

 

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