株式会社石田伸一建築事務所(SIA inc.)&株式会社UC Factory

株式会社石田伸一建築事務所(SIA inc.)&株式会社UC Factory

石田伸一 林業建築家
設計はこちら 株式会社石田伸一建築事務所
Shinichi Ishida Architects Inc.
略称SIA inc.
林業・製材所はこちら 株式会社UC Factory
思考を建築する。
100年前の住宅に学び100年後のスタンダードをつくる。

Shinichi Ishida Architects Inc.
UC Factory inc.

お問い合わせは
401ishida@gmail.com
もしくは、InstagramからDMください。

株式会社 石田伸一建築事務所(SIA inc.)と株式会社UC Factoryの名前で書いていたブログをnoteに移行します。


アメブロでのブログは前職から書いていたものからですともう17年ほどになりますがこの度noteに移行します。


今後もぜひお読みください!


noteでの記事はこちら


この記事を読んでいただくと弊社が大事にしている事がご確認いただけると思います(^^)



ドバイ、スイス、オーストリア、ドイツ、イスタンブールと勉強してきた内容がここに。



こちらは大事にしている設計の考え方を書きました。どちらかと言うとプロ向けの記事です。

よろしければご覧ください。



今後も弊社株式会社 石田伸一建築事務所(SIA inc.)と株式会社UC Factoryをどうぞ宜しくお願いします。


現代土間の家

グッドデザイン賞2023受賞。

 

 

野きろの杜に建築した現代土間の家(SIAサルキジーヌコラボモデル)がこの度グッドデザイン賞2023を受賞しました。

 

SIAでは去年の陰翳礼讃に続いて、2年連続受賞。

石田個人では3回目の受賞。

 

審査員のコメントを見て評価していただきたいポイントがきちんと評価いただけたことが嬉しい。

 

 

以下審査員のコメント


 大きく開いた土間が地域の人々の交流を深める場になりそうな点が評価された。ひとつの住宅としてここまで立地する地域に対して開放し、地域と繋がろうとする姿勢は素晴らしい。家族にとってのリビングとして機能するだけでなく近隣の人も気軽に訪れる場になりそうである。建具を全開放すれば、田園風景に繋がる半外部空間になり、気持ち良さそうである。それは地域の人が集う「大きな軒下」となるであろう。地域の建材も使って、風景に溶け込む住宅になっている点も評価できる。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


 

現代土間の家

 

温故知新、地材地建でエコロジーな暮らしの提唱。

 

外観のポイント

ファサードは安田瓦と魚沼杉のマテリアルの美しさを最大限に出すボリュームになるようにシンプルにし、深い軒をつくることで街ゆく人や遊歩道への雨宿り場としても機能するように。

 

内観のポイント

内部空間は古民家の土間をこの建物は現代版の土間として解釈し、できるようにあえて用途を限定しない空間構成に。

時に家族のリビングダイニング、時に地域の集会場、そしてリモートワークのコワーキングスペースとしても。くつろぐ、食べる、働く、遊ぶ。用途を限定しない事で、新しい土間空間を。

 

目指したのは、

温故知新、地材地建としエコロジーな暮らしを提唱し、現代版の土間として、100年前の暮らしに学び、100年後のスタンダードをつくる。ということ。

 

大きな大開口を開けたら、車も入る土間。

広い土間は通り土間として十字になっていて、全面道路からそのまま野きろの杜の特徴である緑道へとつながる。

窓は全て木製造作ペアサッシ、ダブル断熱でG2グレード(UA値0.34)

今回はどうしても木製造作サッシにしたかったので、断熱材の量は以前やったG3グレード(UA値0.23)と同等仕様。

屋根は安田瓦を使い、外壁は魚沼杉、構造材は新潟県産材。合板から羽柄材に至るまで新潟県産材(魚沼杉)

もちろん薪ストーブの薪でさえ、UC Factoryの薪を使えるようにしています。

許容応力度計算をし耐震2、UA値0.34のG2グレード

 

 

 

 https://www.g-mark.org/gallery/companies/a5e07f7a-b9a9-42d8-8cc6-f90ac2d56115?text=石田伸一建築事務所




 

 

SIAで大事にしているのは思想を建築すること。

 

 

 

 

100年前の住宅に学び、100年後のスタンダードをつくる。

 

ものづくりにものがたりを。

 

暮らしに心地よさと愛着を

 

山を守り、街並みを整え風景をつくる。

林業から製材そして建築設計、ものづくりと。

 

 

 

 

 

株式会社 石田伸一建築事務所

Office

〒950-0943

新潟市中央区女池神明3-14-4NEST meike shinmei2F

 

お問い合わせは

401ishida@gmail.com

 

 

 

事務所登録

株式会社 石田伸一建築事務所一級建築士事務所

新潟県知事登録(イ)第5413号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ものづくりにものがたりを。

 

6月10日土曜日は首都圏や名古屋などから僕も参加している異業種交流会の皆さんを新潟県十日町市へご案内。初めて新潟県に来られる方もいらっしゃる中で山に入って、伐採から製材、そして十日町の魅力を体感していただくツアーを計画。

 

 

6月11日日曜日は、石田、そしてSIAとして設計で携わったお客さん達をお呼びしてSIAとUC Factoryの周年祭を計画。

 

大人47名、子供28名のご参加となりました。

現在建築中の方や独立当時に建築いただいた方などほんと多数の方がお越しくださり、みなさんの笑顔が見れて本当にいい時間でした。

 

今回で3回目の周年祭。

3回来ていただいているオーナーさんもいたり、 2回目という方もいましたが何回来てもいいね!って言っていただけるのが嬉しい。

 

 

 

 

6月11日はあいにくの雨でしたが、小雨程度で逆に幻想的で良かったです。

 

 

 

SIAとUC Factoryの周年祭は、

山から見学して、森の話をして、杉の話をして、伐倒を見学して、製材所で製材を見学して一緒にランチを食べる。

 

十日町の山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UC Factory

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに冬の製材所は当然雪まみれに。







でも雪が積もったあとの晴れた日はきれいなんです。

 

 


製材所を見学したあとは、いこて でランチ。

 

 

 

 

 

 

ビュッフェスタイル。

 

 

いこての1階と2階と貸し切ってランチ。

 

いこては、2階がひろーいオープンな場所なので小さなこどもも楽しめるし、ご飯も美味しいしお酒も美味しいし、魚沼杉のノンアルジンも飲めます!

 

 

5月の杉の葉の杉玉を利用したクラフトジン。

 

 

 

 

ノンアルのクラフトジン

朝霧に佇む魚沼杉

 

 

 

魚沼杉が入ったクラフトジン

 

 

いづれも越後薬草さんで購入できます。

めちゃおすすめ。

 

 

 

 

 

 

来年は、僕の地元まつだいの苧島(おのしま)での古民家再生プロジェクトをしている安院(やすいん)や苧島のブナ林や山も絡めてのイベントも開催していきたいなーと思っています。

 

 

来年の周年祭は2024年5月もしくは6月を予定。

5月にして田植え体験も合体させようかなーとかとも思っています。





















 

 

ものづくりにものがたりを。

 

 

 

100年前の住宅に学び、100年後のスタンダードをつくる。

暮らしに心地よさと愛着を。

 






 

 

 

 

 

 

株式会社 石田伸一建築事務所(SIAinc.)と株式会社 UC Factory(UC Factory inc.)には現在まだホームページを作っていません。

 

SIAはホームページが無い、固定の事務所がない、FAXもコピー機も無い。というところで設計事務所としてどこまでできるかというチャレンジもあり動いていました。

 

ただ、もうちょいしたらホームページ作ろうと思います。

理由はUC Factoryの認知UPのためです。

 

ホームページできたらまたここでご紹介します。

 

 

現在工事中、設計中のプロジェクトをご紹介。

長野県での建築(Archi Airs)は改めてご紹介していこうと思います。

 

 

新潟市中央区

 

 

 

 

新潟市中央区

 

 

 

長岡市

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは設計中の案件で方向性が確定したCGをご紹介

 

沖縄県恩納村

 

 

 

 

 

 

 

新潟市西蒲区

 

 

 

 

新潟市江南区

 

 

 

 

 

 

湯沢町三国(苗場)

 

 

 

 

上記のほかにもプロジェクト進行中。

CGが出来上がったらUPします。

 

 

100年前の住宅に学び、100年後のスタンダードをつくる

 

暮らしに心地よさと愛着を

 

山を守り、街並みを整える。

林業から製材そして建築設計、ものづくりと。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

野きろの杜グランドオープン!

 

 

 

 

野きろの杜グランドオープン

 

2023年4月22日(土)、23日(日)、29日(祝)、30日(日)の4日間

野きろの杜はグランドオープンします。

 

森と街をつなぎ、人と人をつなぐ野遊びのある街。

 

ここまで来るまでにもいろんなことがありました。

 

2019年8月に新潟土地建物販売センターの川上社長から、すでに固まっていた分譲計画を白紙に戻してもいいから、この場所にふさわしい分譲地計画図を提案して欲しい。という依頼をうけ、プレゼンテーションをしたのが2019年9月。

必須要望は、戸建てエリアの他に賃貸住宅と複合商業施設を作ってほしい。それ以外はお任せ。というとても提案のしがいのある依頼でした。

 

田舎での不動産としての価値向上、価値維持のために街全体で街並みをつくりたい。

そのためには、景観条例のようなものが必要だと感じ、またそこに住まう方同士の世界観を合わせていただくことが必須と考えました。

 

そこで、建築にあたりガイドラインの制定を提案しつつ、世界観を合わせるために、いわば『野遊びできる街』をつくりたい!という思いからスノーピークさんにオファー。

 

2020年5月から正式にスノーピークさんに加わっていただき3社協働で動き出したこのプロジェクト。

 

2022年12月に街びらきとして建築協定にのっとった3棟のモデルハウスの内覧会を実施し、1200名ものご来場をいただきました。感謝!!

 

そして、今回いよいよグランドオープン。

 

 

グランドオープンでは、建築協定に則った3棟の戸建てモデルハウスを見ることができ、3棟とも販売も行っております。

 

そして、野きろの杜の中心に位置するコミュニティ広場『Life Site 野きろ』にてスノーピークさんによる野遊び体験会が開催。

この広場は住まう方、地域の方だけでなく幅広い皆さんがご活用できます。

グランドオープンには、野きろの杜にしかない焚き火ベンチと広場の使い方のルールが書かれた看板が設置されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、複合商業施設『Mall Site 野きろ』がOPEN!!

今後、スノーピーク製品が購入できるショップ『NOTUS』さんとお花とチャイのお店『IBUKI』さんと岩室地域に愛されているお店『阿部商店』さんのお惣菜とSIAで設計を担当した弥彦で愛されているカフェ『alegre』さんのドリンクやフードが提供。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここにスノーピークさんのギアが並びます。

 

 

イベント時はこのように利用。

 

 

 

 

 

最後に、賃貸住宅4棟8世帯も完成。

外構、お庭まで完全には間に合いませんが、足場も外れ内覧もできます。

2階LDKから見る風景は通常の賃貸住宅では考えられない景色。

 

15帖あるLDKからトリプルガラスの大開口を開けると約9帖あるルーフデッキ。

脇に大きく壁がせり出ているため、目の前の景色を独り占めしている感じになれます。

これより正式に応募に入るようです。

新潟県産材を構造材から外壁材、意匠材に至るまで利用し、許容応力度計算による耐震等級2等級、UA値0.34(G2グレード)で作られた賃貸住宅。

とてもおすすめな賃貸住宅。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この春、野きろの杜は地域に支えられ、根差しながら田園風景に馴染む風景となる街を目指してようやくスタートラインに立ちます。

今後30年、100年と愛され価値が維持される街を目指して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜひこのグランドオープンにお越しください。

プロジェクトに携わった3社でみなさまのお越しをお待ちしております。

 

そして、一緒に田園風景に馴染む街並みをつくりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIA inc.とUC Factoryは思いを大切にしています。

全ては100年後のスタンダードをつくるために。

 

そして300年続く製材所をつくるために。

 

 

森と街をつなげ人と人をつなげる。

 

100年前の暮らしに学び、100年後のスタンダードをつくる。

そのために、川上から川下まで思想を届ける。

 

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苗木の時から雪に潰されながらたくましく空へと伸びていき、雪に埋もれたからこそ根曲がり杉になり、雪深く手入れがされていない、自由に育った杉。その結果、杉本来の荒々しい表情をもつ木となった。

 

 

それが魚沼杉。

 

その魚沼杉を構造材だけでなく、意匠材や小物、家具、合板、そしてお酒、清涼飲料水へと生まれ変わらせている。

 

 

 

 

 

 

 

構造材、外壁、床、デッキ、内装材、家具、小物、合板に続き、越後薬草さんで制作していただいているのがお酒と清涼飲料水。

 

フレッシュな杉の葉と杉玉を利用していただいています。

 

 

魚沼杉の杉葉も入ったクラフトジン。

 

 

清涼飲料水

朝霧に佇む魚沼杉

 

 

 

そして今年の秋からスタートしたい事業がこちら

魚沼杉のおが粉をペレットに。

 

試作品を作ってみましたが、燃焼効率はめちゃいい!!

商品化がんばります。

 

 

100年前の住宅に学び、100年後のスタンダードをつくる

 

暮らしに心地よさと愛着を

 

山を守り、街並みを整える。

林業から製材そして建築設計、ものづくりと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野きろの杜 casa BRUTUSに掲載

 

野きろの杜のプロジェクトのことがcasa BRUTUSに掲載されています。

 


詳細はこちら↓

 

 







この場所は


山と街を繋げる場所。

山から設計を考えました。


一番最初に提案したコンセプトは、

田園風景にふさわしい村。和納ヴィレッジ。

自然を大切にし、かつエコロジーな暮らしをつくりたい。そのために世界観、思想の共有をした人々が集まる場所をつくりたい。ということでした。



詳しくはcasa BRUTUSさんの記事に書かれています。

ぜひご覧下さい。




























 

100年前の住宅に学び、100年後のスタンダードをつくる

 

暮らしに心地よさと愛着を

 

山を守り、街並みを整える。

林業から製材そして建築設計、ものづくりと。

 

 

 

 

 

 

弊社には、紙ベースでの資料は無く、設計思想や施工事例はすべて、下記URLよりご覧いただけます。

 

ぜひ、下記URLよりご覧くださいませ。

 

 

SIA inc.の思想、思い、設計事例はこちら。

https://ameblo.jp/ishida-architect

 

 

SIA inc.の設計事例のInstagramはこちら。

https://www.instagram.com/sia_inc0717/

 

代表石田のInstagramはこちら

(いち早く現在の動きが掲載されています。)

https://www.instagram.com/ishida401/

 

 

SIA inc.のYouTubeはこちら。

https://www.youtube.com/channel/UCAt_yekDhTTkJx21rD_RCkw

 

 

SIA設計思想のYouTubeはこちら。

https://youtu.be/eCj2DZMcJ3M

 

 

 

 

最後に

SIA inc.の掲載された事例はこちら。

 

TECTURE MAG掲載 陰翳礼讃

https://mag.tecture.jp/project/20220113-in-praise-of-shadows/

 

TECTURE にて心地よい暗がりを楽しむ

https://www.tecture.jp/lists/6539/posts

 

 

スノーピークとの街づくり、野きろの杜についてはこちら

https://nokiro-no-mori.jp/

野きろの杜街びらき
12月3.4.10.11日の4日間、新潟市西蒲区和納の野きろの杜にて街びらきを開催。

4日間で合計約1150名のお客さんが足元悪い中、寒い中お越しくださいました。

 



初日の3日はまさかの一面真っ白の白銀の世界と澄んだ青空からのスタート。


2日目の4日は夜中の暴風雨でマルシェテントがほぼ全滅するという朝からのスタート。
10日、11日は悪天候の中開催。

開催日以外にも県外から多数の方々が団体でお越しいただき合計180名。

首都圏、大分、長野、北海道、愛知といろんなところから来ていただきました。

ご来場いただいたみなさん、関係各社本当にありがとうございました!!

次は野きろの杜のグランドオープンが4月末に。

コミュニティ広場のLife Site 野きろ、複合商業施設のMall Site 野きろ、賃貸住宅Maison Site 野きろが植栽も終わり完全完成している予定です。

森と街をつなげ、人と人をつなげる野遊びのある街。

街並みを整えるための建築協定というハード面だけではダメで、思考が近い方々が暮らすコミュニティというソフト面もつくらないとダメ。そして、森や自然と街をつなげることでその地域の豊かさが共感できる。

山から設計を考えて、街並みを整える。

日本でこれからつくる分譲地が売って終わりの短期スパンの分譲地でなく、木々や人とともにコミュニティも成長していく長期スパンで考える街づくりを日本全国に広めたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは写真でそれぞれの建物を紹介

野きろの杜の真ん中に位置するコミュニティ広場 Life Site 野きろ

 

これから春に向けて、野遊びができるように芝が張られます。

Life Site 野きろ

野きろの杜の中央に位置する広場

広場をL字に囲み、ルーフデッキを設け、集会場の機能や広場で遊んでいる子供を日陰から見守ることができるようにピロティを設け、野きろの杜に住む方の憩いの場所になるように設計。

ピロティのジグザグの柱部分は、わざと真っ直ぐ走れないようになっていて、キャンプサイトのアウトラインやガイロープの要素などを含んでいます。木材は魚沼杉や県産杉を利用し、ジグザグ状になっている木は杉の上の方の丸太を利用し、杉の下の方の丸太は外壁や梁と呼ばれる部分に利用。

 

 

 

 

 

複合商業施設 Mall Site 野きろ

Mall Site 野きろ

野きろの杜に住む方や地域住民が日常利用するように設計した複合商業施設。

外観は山並みをデザインに取り入れ、左から角田山、多宝山、弥彦山、国上山と連なる山々をイメージした外観。魚沼杉の外壁と構造材も県産杉を多用し、地材地建のお店に。内部はシンプルな空間になるようにし、家具や什器で彩を加えられるようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

賃貸棟 Maison Site 野きろ

Maison Site 野きろ

性能が高く、いい家=注文住宅。という選択肢以外の提案を行いたい。という思いから一般的な注文住宅以上の断熱性と快適性のある賃貸住宅を設計。広い1LDKもしくは2LDKに可変できる家とし、プライベートルーフデッキのある暮らし、野遊びのある暮らしを提案するために2階LDKにし、15帖のLDKに連続する形で8.76帖ものルーフデッキを完備。全国でも類を見ない地材地建の性能も高い野遊びできる賃貸住宅にしました。

 

 

 

 

 

 

 

最後のSIAサルキジーヌコラボモデル

野きろの杜にて分譲中のSIAサルキコラボモデル

 

外観のポイント

 

ファサードは安田瓦と魚沼杉のマテリアルの美しさを最大限に出すボリュームになるようにシンプルにし、深い軒をつくることで街ゆく人や遊歩道への雨宿り場としても機能するようにしました。

 

内観のポイント

内部空間は古民家の土間をこの建物は現代版の土間として解釈し、できるようにあえて用途を限定しない空間構成としました。

時に家族のリビングダイニング、時に地域の集会場、そしてリモートワークのコワーキングスペースとしても。くつろぐ、食べる、働く、遊ぶ。用途を限定しない事で、新しい土間空間をつくりました。

 

 

 

 

 

 

 

野きろの杜

 

2019年9月に友人である新潟土地建物販売センター社長の川上創氏から開発申請を出す一歩手前の計画を一旦ストップするから一度提案して欲しい。と言われ田園風景に馴染む、この場所ならではの提案をし、2020年5月にスノーピークさんに二人でプレゼンし、3社協働でのプロジェクトがスタートしました。

 

 

一番最初に提案したコンセプトは、

田園風景にふさわしい村。和納ヴィレッジ。

自然を大切にし、かつエコロジーな暮らしをつくりたい。そのために世界観、思想の共有をした人々が集まる場所をつくりたい。ということでした。

 

その提案を気に入ってもらってこのプロジェクトは動き出すことに。

 

 

自然を大切にエコロジーな暮らし、世界観、思想の共有とは?

僕たちの暮らしは自然に支えられている。新潟は豊かな川がある農業県。

それは越後平野と日本一の長さと日本一の流れ出る水の量を持つ信濃川と日本第二位の流れ出る水の量の阿賀野川の二つがあるから。

その豊かな川は豊かな山のおかげ。

新潟県は森林面積は全国第5位。農業県ではありますが、林業県ではありません。

 

また天然林かつ広葉樹の多い県ではありますが、人工林ももちろんあります。人が植えた木だからこそ人の手をいれないといけない。今から60年から100年前に我々のために植えてくれた人工林。この人工林を僕たちも次世代につなぐ義務があります。

 

山や森、建築に携わっているからこそ「山を守り街並みを整えたい。」

 

もともと自然、山、森と街の距離は近かったのです。それが今は遠い存在へ。

だからこそ「100年前の暮らしに学び100年後のスタンダードをつくりたい。」

 

だからこそ、地材地建を届けたいのです。

 

田園風景を楽しむために、田園風景が広がる南側の敷地エリアは最高高さも決めて、平屋建てのみとし、自然が身近に感じられるように各戸建てエリアには3mの緑道を通して隣家とギチギチに建ち並ぶことが無いようにし、敷地の4隅には共有の街路樹を植樹し、お庭にも3本以上の植樹をする事にしていたす。推奨樹木も設け、岩室や弥彦に群生している樹木としています。次にエコロジーな暮らしをするために、HEAT20 G2グレード以上の住宅限定とし、街並みを整えるために杉板推奨かつ窯業系サイディング、ガルバリウム、タイルの禁止。そして外壁の彩度と明度も決め、高さ制限、物置、カーポートも含めた外壁後退距離、カーポートの色指定、給湯器などの設備をできるだけ隠すなどを決めること街並みが整うようにし、自然を愛し世界観と思想の共有ができるようにスノーピークさんに入っていただき野遊びのある暮らしを届けていきます。

そしてこれらを全て協定とすることで世界観、思想の共有ができるようにしています。

 

 

 

また僕たちが大事にしているのは、野きろの杜に建物が立ち並ぶこと、要は完売する事がゴールではなく継続的に街が成長できるように、3社で見守り、土地所有者による管理組合を結成し永続的に街を美しく保てるようにしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


100年前の住宅に学び、100年後のスタンダードをつくる

暮らしに心地よさと愛着を

山を守り、街並みを整える。
林業から製材そして建築設計、ものづくりと。
 

 
 
 
森と街をつなぎ人と人をつなげる野遊びのある街。
野きろの杜
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

SIAではひとりでも多くの人の暮らしを整えたい。という思いから、工務店ではなく建築設計事務所という特性を活かし、県内外の住宅会社さんの設計コンサルやモデルハウス設計、社屋設計、営業コンサル、ツール制作なども行っています。


今回は、秋田県横手市に本社のある株式会社サンコーホームさんのモデルハウスと新社屋建築プロジェクト。

新商品の開発から設計、ロゴデザイン、ツール制作と1年かけてカタチにしました。




以下、モデルハウスや社屋を写真でご紹介。


K3

サンコーホームの技術を結集した秋田県最高等級の性能を誇る、非日常を体感できる中庭を囲む暮らし。

 

ハイブリッド床快

開放的な吹き抜けと屋根付きウッドデッキと家事ラク間取りで快適な暮らし。

 

ジャストインハウス

おしゃれで暮らしやすい住まいを驚きの低価格で実現。

 

サンコーホーム横手新事務所

 

 

 

 

 

まずはK3を写真で紹介。

 

 

 

続いて

ハイブリッド床快

開放的な吹き抜けと屋根付きウッドデッキと家事ラク間取りで快適な暮らし。

 

 

 

続いて

ジャストインハウス

おしゃれで暮らしやすい住まいを驚きの低価格で実現。

 

最後に横手新事務所

 

 

 

 

 

 

秋田県横手市でのプロジェクト

秋田県NO1ビルダーのサンコーホームさんのフラッグシップモデルの商品開発(実際のモデルハウスの設計、商品コンセプト、ロゴデザインからカタログ、仕様、販促ツール)と同敷地内でモデルハウス3棟設計と新事務所の設計をご依頼いただきお手伝いしました。

大海に一滴を垂らすだけでなく、幅広く快適な暮らしを提案し、一人でも多くの人の暮らしを整えたい。と思っている石田としてもとても嬉しいプロジェクトのご依頼でした。

 

新商品K3は、脅威の断熱性能でUA値0.20 耐震等級3

サンコーホームさん独自の全館冷暖房ダブル空気清浄システム付きの住宅。

ハイミクロングラスウール換算だと、天井470mm、壁400mm、基礎200mmほどの断熱材に包まれた住宅です。

真四角の家でこの断熱グレードで建築すると脅威のUA値0.15!!

 

雪国に極暖の快適性をお届けする住宅が完成しました。

 

 

 

 

ちょっとここからは想い強めです。

 

サンコーホームさんは、大手ハウスメーカーさんも入れたランキングでなんと13年連続、秋田県での施工棟数NO.1!

秋田という雪国でデザイン×性能×保証を提案する地元密着のビルダー。創業が昭和10年で宮大工からスタートした会社、それがサンコーホームさん。

一緒に家づくりをするとその思いと技術力は本当にさすが!というところ。

 

個人的に思っていることは、残念ながら安かろう悪かろうのローコスト住宅は世の中に溢れています。。。。また大手ハウスメーカーさんのような会社さんで建てることが安心と思われている方も多くいらっしゃいます。

実際に他社さんですが秋田でこの仕様って。。。。とか、全く地域性考えてないじゃん。。。とかを目の当たりにして驚愕。。。。

温暖な地域ではそれでもいいかもしれませんが、寒い地域や雪国ではその地域の特性を理解して、その地域専用で建てないとダメってほんと思います。

給湯器の設置位置、屋根勾配、雨樋の有無、玄関の位置、窓の取り方、雪捨て場についてなどなど。

新潟でも新潟市で建てる家と魚沼地域で建てる家は工夫をするところが全然違います。

雪国には雪国の知恵と工夫がないとだめ。

 

秋田も、秋田市で建てるのと横手市で建てるのは工夫をするところが違います。

 

それを、同じ仕様だったり、考えなしで設計や施工するのはイニシャルコストは安いですが、トータルコストと快適性は全然違います。

 

それがマーケティングの力だけで売れたりしまうのだけはなんとかしたいと思っています。それって本当に施主のことを考えている?って。

地域に根ざした建築がちゃんと評価されるべきだし、真摯にその地域に根ざした建築をしている会社が評価されるようにしたい。

 

だから、SIAでは大海に一滴を垂らす建築家住宅ではなく、一人でも多くの人の暮らしを整えたい。100年後のスタンダードをつくりたい。森と街を繋ぎたい。という思いで設計やコンサルをしています。

 

最終的にお選びするのはお施主さんなので、正しい情報がきちんと伝わりその中から取捨選択ができるように。と思います。

 

今回のプロジェクトでは、それが体感できるようなモデルハウスができたと思います。

コストと断熱仕様による快適性の違い、家事動線の違い、外観やインテリアの違いときちんと比較検討できるモデルハウスが完成したと思います。

 

2023年1月7日にグランドオープン。

ご興味ある方はこの機会にぜひ!

 

 

 

 

 

 

 

 

野きろの杜

 

人と人をつなぐ野遊びのある街。

 

 

いよいよ街びらき。

123.4.10.11日の4日間、現地でお待ちしています。

 

未来に価値ある場所を届けたい。

その一つの答えが、自然、森と街をつなげる。ということ。

 

人と人がつながり、森と街がつながる。

 

それがこの野きろの杜。

 

山から設計を考え、地材地建を行う。

 

 

 

今を見た選択肢ではなく、未来を見た選択。イニシャルコストでの比較ではなくトータルコストでの比較を。

 

 

 

建築設計事務所から起業して、製材所を経営し、林業から製材、建築設計、ものづくりをしている自分だからこそ出来ること、言えることを伝えていきたい。

 

 

 

 

 

森とまちをつなげたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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100年前の住宅に学び、100年後のスタンダードをつくる。

 

 

暮らしに心地よさと愛着を。