前回の記事の続きです♪

 

強い薬、弱い薬

 

 

 

 
↑髪の毛ボサボサ!(笑)
 
 
 

 

 

抗うつ薬だったら、 例えば・・・



デュロキセチン(サインバルタ)(SNRI)は、意欲低下に効果的、



パロキセチン(パキシルなど)、エスシタロプラム(レクサプロ)など(SSRI)は、抗不安作用に優れている、
また、レクサプロは、最初から維持用量でいけるので、増量する必要がない、などのメリットもあります。



セルとラリン(ジェイゾロフトなど)(SSRI)は、副作用が少なく、薬で副作用が出やすい方は使いやすい、



ミルタザピン(リフレックス、レメロン)(NaSSA)は、うつ症状の中でも、不眠や食欲低下が顕著な方に使われます。

 

 

 

トラゾドン(レスリン、デジレルなど)は、睡眠薬代わりとして使われます。

 

 

 

四環系抗うつ薬のテトラミドは、せん妄にも使われます。

 

 

 

三環系抗うつ薬は、副作用が強かったりするので、今ではあんまり使われませんけど。

 

 

 

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ですので、サインバルタとリフレックス、どっちが強いですか?

 

と聞かれても、比べようもないのです。

 

 

 
 

 

 

 

もちろん、上記に上げたどの抗うつ薬にも、意欲の向上、抑うつ気分の改善、不眠や不安の改善 等々、うつ症状を改善させる作用はありますが、 薬によって、得意分野や特徴が違うので、一概に比べられません。

 

 

個々の患者さんの症状、状態、副作用等々、いろんなことを考えながら、その方にあったお薬を出しておりますの。

 

 

睡眠薬の例も挙げようとしましたけど、また次回に!

 

 

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どくしゃになってね…