【塀の中の摂食障害】「ここが最後の砦」~北九州医療刑務所で行われていること
https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20170908-00075205/
↑こんな記事がありました。
↑記事とは関係ないけど、人生で食べた中で一番おいしいと思った、ニコニコ りくろーる。
りくろーおじさんのお店。
https://ameblo.jp/ishi-kekkonn/entry-12310481938.html
私が以前働いていた病院の、元上司の先生が、医療刑務所で精神科医として働いていた方がいらっしゃいましたが、
刑務所でどんな治療が行われているのか、私たちみたいな、一般の病院やクリニックに勤務している医者は、実際のところは、全然知りません。
非常に興味深い記事でした。
摂食障害は、割と専門性が高く、摂食障害をきちんと理解して、ちゃんと治療ができる医者は、割と少ないかと思います。
記事中にもありますが、
「症状の背景には、しばしば家族、とりわけ親との葛藤が存在する。」
小児期~思春期の、家庭や養育環境、特に母親との葛藤で、摂食障害を発症するケースが多いと言われています。
ですので、摂食障害は薬物療法も行いますが、それよりも、精神療法が重要になります。
病院でも、昔は医者の独断ですべての治療方針を決め、それ以外のスタッフは、医者に従う、という感じだったと思うのですが、
今はチーム医療が主体です。
(詳細は⇒https://ameblo.jp/ishi-kekkonn/entry-12178709742.html)
刑務所でも、チーム医療が行われているんですね。
刑務所で、摂食障害の患者さんの治療を ここまで密にやってもらえるのは素晴らしい取り組みですね!
とてもためになる記事でした。
さすが江川紹子さん。ありがとうございます。