前回の記事の続きですが・・・

 

医者は英語がしゃべれない その2

 

 

 

以前、こんなことがありました。

 



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前勤務していた病院で、外来をやっていた時のこと・・・

 

 

 

日本に住んでいる、外国人の女性がやってきました。

 

 

日本人の方と結婚されていたのですが、日本語はほとんど話せない。

 

 

じゃあ英語は・・・というと、これまた全くわからない。

 

 

 

 


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↑レンソイスの白砂漠

 

 

 

 

南米はワタシも夏休みでよく行きましたが、

 

 

イースター島 ギアナ高地イグアスの滝レンソイスの白砂漠、  ウユニ塩湖 、ペルー 等々・・・)

 

 

 

南米って、スペイン語なんです、

 

 

ブラジルを除いては。

 

 

 


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↑イグアスの滝

 

 

 

 

 

南米の中で、ブラジルだけが、ポルトガル語!!

 

 

ポルトガル語・・・・・・・・ 一単語もわからない(笑)

 

 

 

いや、これがもし仮にスペイン語だったとしても・・・ オラ!くらいしかわからない・・・!

 

 

いやいや、グラシアス とか、あでぃおす くらいはわかるか。

 


いやいや、どっちみち、診察ができるほどのコミュニケーションは取れない!!

 

 

 


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それで・・・ 通訳さんがついてきてくれたのですが・・・

 

 

 

 

これがまた・・・

 

 

 

 

 

カタコトの日本語で💦

 

 

 

 

 

あまり通訳も通じずで、「気分」が通じない時は、ほとほと困りました・・・。

 

 

 

 

英語でいろいろ言い換えてみても、それも通じず。💦

 

 

 

 

何せ、問診が最重要の精神科においては、言葉が通じない、ということは、きちんとした診断、診察、治療ができなくなってしまう可能性もあり・・・。



 

 


 

 

 

お仕事されている企業の関係者や、地域の福祉担当者も交えて、何度も何度も、対応や処遇を検討しましたよ。

 

 

 

あ、念のため言っておきますと、私達は精神疾患を診断するのに、患者さんの言葉だけを診断の基準としているワケではなく、家族や周りの方からのお話や、その方の醸し出す雰囲気や状態、様子などを、全て総合的に診て、判断をしておりますのでね!

 

 

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