そろそろ自分の親も高齢で、
自力で歩くのも大変になってきたと
感じることはありませんか?
 

 

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もし、そうならば、

バリアフリーの工事を考えるときです。

 

 

何より暮らしやすくなりますし、

将来、介護が必要なときも安心です。 

 

 

そんなバリアフリー工事を応援する

税金の優遇(控除)もあります。


 

  バリアフリーはどんな工事


 

バリアフリーは、高齢者や障害者が、

自宅で暮らしやすくするために行なう

工事です。

 


工事の場所は、自宅の、
・トイレ、
・浴室、
・玄関、
などが考えられます。

ドアを、横にスライドする引き戸にしたり、
廊下や階段に手すりをつけたりすることも有効です。
 

  バリアフリー工事のメリット



自宅の段差をなくすことで、
・歩行中に転倒するリスクを減らせます。
・車椅子での移動が、楽になります。
・介護がやりやすくなります。
 

  バリアフリー工事で税金が安くなる


 

税金を負けてもらうには、

以下のような条件があります。

 

・合計所得金額3000万円以下、

 (合計所得金額とは、給与や事業、不動産などの所得を合計した金額です。株式や不動産などの譲渡所得を含みます。純損失や雑損失の繰越控除を行なう前の金額です。)



・6ヶ月以上、その自宅に住んでいること、

・工事代金が50万円超であること、

・建物の½以上が居住スペースであること、


細かい条件はいろいろあります。

税理士かFPに確認の上、工事を進めましょう。
 

参考までに、税金の控除額の計算は、

次の式で行います。

 



控除額 = A×10%+B×5%

 

 

A バリアフリー改修工事の標準的な費用の額(補助金等の額があれば引く)

 

※実際に掛かった金額ではなく、予め決められた単価に物件の床面積を掛けた値です。)

 

 

B 次の(1)、(2)のいずれか低い金額(1,000万円からAの金額を控除した金額を限度)

 

 

(1) 次のイとロの合計額

 

 

 

 バリアフリー改修工事の標準的な費用の額のうち控除対象限度額を超える部分の額

 

 

 

 バリアフリー改修工事と併せて行う増築、改築その他の一定の工事に要した費用の額(補助金等の交付がある場合には当該補助金等の額を控除した後の金額)の合計額

 

 

 

(2) バリアフリー改修工事の標準的な費用の額

 

バリアフリー改修工事の標準的な費用の額

 

 

 ※国税庁サイト、No.1220 バリアフリー改修工事をした場合(住宅特定改修特別税額控除)

より。


式で書くと、何だか難しい感じです。


例えば、

・バリアフリー改修工事の標準的な費用が300万円、 

・控除対象限度額が200万円、

・合わせて行なう増改築(例えばトイレを和式から洋式にする工事)が50万円の場合、


式のAは200万円、Bは(300-200+50)=150万円です。


住宅特定改修特別税額控除は、

 200万円 x10% +150×5%

=27.5万円

となります。


工事内容の費用については、管轄の税務署にお尋ね下さい。



(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)



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省エネのリフォームについては、

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