1年間、介護職として働いたあと、現在は介護助手として、介護職をサポートしています。
読者の皆様が不安に思っていることを、体験談を交えながら、解説していこうと思います。
高齢者や認知症の人の数が、年々増えます。
そこに需要があるという事で、介護施設も、年々増えます。
その一方で、日本の労働力人口は減少傾向。賃金が安い介護士のなり手の数には限りがあります。
いずれは、日本人労働者だけでは、圧倒的に数が足りず、外国人中心となる日は近いと思います。
私の周りでも、東南アジアの介護士が、研修生の名目で、沢山働いています。
介護士の不足。
あなたが介護業界に就職するので、なければ、今すぐはあまり関係無い出来事のようにも、思えます。
でも、よく考えて下さい。
あなたのご両親や将来あなたご自身が、介護サービスを受ける側になったとき、介護士の不足は他人事ではなくなります。
何故なら、介護士の不足は、介護サービスの質に直結するからです。
介護サービスは、施設の種類によって異なります。
要介護の人なら、
・食事の介助(通称「食介(しょっかい)」
・排泄の介助
・入浴の介助
・寝たきりならば、ベットから車椅子への移乗
などが必要になります。
これ以外にも、薬を飲んで頂いたり、髪の毛を整えたり、爪を切ってあげたり、お散歩に同行したり、.....と沢山お手伝いすることが有ります。
特養(「トクヨウ」、特別養護老人ホーム)や有料老人ホームのような施設なら24時間体制ですから、夜間の見守りや排泄介助もあります。
このように24時間体制でサービスを行なうには、介護士がシフトを組む必要があります。
このシフトを、日本の労働基準法に沿って組むのが、年々大変になって来ています。
若い人が介護士になるイメージがあります。
私の周りには、定年後に再雇用された60代の介護士も結構います。このシニアの人も、夜勤に入っています。
私は介護助手なので夜勤はありません。でも、毎朝、夜勤明けの介護士に会いますから、その大変さはよくわかります。
特に認知症による昼夜逆転の利用者がいたり、よく立ち上がる利用者がいる場合は大変。転倒事故など起こそうものなら、事故報告書を書き上げないと帰れないこともあります。
人間、疲労が貯まると、どのように他人に接するか、別の機会に、また書いてみましょう。
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員の実務者研修を修了)
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