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住宅ローン変動金利上がることが予想されます。

 

これから家を買う人も、

住宅ローン返済中の人も

気になりますよね。

 
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もし金利が上がったら、どうしよう...。

 

子供の教育費がこれからかかるのに、返済金額が増えたら困る。

 

毎日不安な人もおられると思います。

 

そのような方、

特に、住宅ローン返済中の人は、ぜひお読みください。


まずは、改めて、住宅ローンというものの基本から押さえましょう。

 

基本を押さえれば、住宅ローン変動金利固定金利の内容がよく分かるようになります。

 

それにより、金利上昇の対応も、よく分かるようになります。

 

1.住宅ローンの基本

 

自分の家、住宅を手に入れるためには、
・賃貸
・相続や贈与

・購入
のパターンがあります。

賃貸は、家賃を払って家を借りること、

相続贈与は、家をもらって、自分のものにすることです。


購入は、家を買って、自分の物にすることです。

 

購入で代金を一度に支払うことができない場合は、住宅ローンを組むことになります。

 

住宅ローンとは、一戸建てや集合住宅(マンション)を不動産会社から購入するさい、代金の支払のために金融機関からお金を借りることです。

 

 

2.住宅ローンで大切なのは金利、返済期間、返済金額

 

2番目の購入となると大金です。即金で買うのは難しく、多くの場合は住宅ローンを組む事になります。

数十年に渡り、住みながら、金融機関に借金を返して行くことになります。


このとき大切なのは、

住宅ローン金利の種類と利率(%)

・返済期間(年数)、

・月々の返済金額

といった点です。
 

3、住宅ローンの金利の種類


住宅ローン金利には、変動金利固定金利、固定金利選択型の3種類があります。
 

変動金利

 

市場金利の変動に伴い、金利が変動する。金利見直しは年2回。

 

メリット:

その時点の固定金利より金利は低め。

 

デメリット:

金利が上昇すると、返済が苦しくなる。

 

固定金利

契約時の金利が返済終了まで適用される。

 

金融支援機構のフラット35が、代表的な商品です。

 

メリット:

毎月の返済額が一定なので、安心。

 

デメリット:

変動金利に比べると割高

 

固定金利選択型

最初の一定期間は固定金利。そのあと、固定金利変動金利かを選択できます。 

 

 
返済までの長い道のり
 

 

4、変動金利と固定金利のどちらがよいか?

 一概にどちらがよいとは言えません。

 

一般に、資金に余裕がある人は、変動金利が向いています。

 

資金に余裕があれば、金利上昇が起きても耐えられます。変動金利にすれば、固定金利より金利は低くて済みます。

 

 

資金に余裕がない人は、毎月の返済額は増えても、固定金利を選択するべきです。固定金利を選択すれば、金利は高くなりますが、金利上昇に上限を設定出来ます。

 

多くの人が変動金利でローンを組んでいますが、自分に返済能力があるかどうかは、

改めて確認の必要がありますね。

 

 

まとめ

 

変動金利住宅ローンを組んだ人は、

 

・資金に余裕があれば、変動金利のまま。

 

・資金に余裕がなければ、固定金利に変更する。

 

 

 

5、住宅ローンの変動金利の今後の見通し

 

上昇し始めた固定金利

 

住宅ローン固定金利は2023年後半に入り、上昇を続けています。

 

これは、固定金利の基準となっている10年国債利回りが上昇を続けているためです。

 

 

 

固定金利であるフラット35の金利の推移です。

 

 

変動金利は今後どうなる?

その一方で、変動金利は、2023年11月現在、上昇をしていません。

 

これは、変動金利の基準となっている銀行間(インターバンク市場)の貸し出し金利が

マイナスとなっているためです。

 

日銀のマイナス金利政策によるものですが、近くマイナス金利が解除される可能性があります。2024年には、マイナス金利の終了されるのではという見解も出ています。   

 

これが銀行の変動金利に反映されるまでに多少のタイムラグはあります。

 

が、資金に余裕がないまま変動金利で住宅ローンを組まれた方は、固定金利への変更を検討すべきです。(ローンの残期間、資産状況などによります。)

 

 

変動金利でローンを組んだ人は、これからの金利の推移が気になりますね!

 
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お一人お一人の資産状況に合わせて、柔軟に対応しましょう!

 

 (ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者)

 

【関連記事】

変動金利から固定金利に変える方法については、
コチラ↓をあわせてお読み下さい。

 

 
リフォームを住宅ローンで行なう人は、
コチラ↓をご覧下さい。  
省エネのリフォームをお得にする方法 

 



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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
 
※この記事は、2023年11月現在の経済状況(金利のトレンド等)に基づき、執筆しました。
 
 ※ご自身の住宅ローンの見直しをすべきかどうかは、その方の状況(年収、年齢、家族構成、残債の金額、ローンの条件、など)や将来の経済変動、法改正等によります。  
 
当コラムでは、有益と思われる一般論を書きました。最終的な判断はご自身にてお願いいたします。