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2024年から新NISAが始まります。

 

 

新NISA、旧NISAの内容と、その具体例を説明します。

 

 

  新NISA の内容


つみたて投資枠成長投資枠で計1800万円の投資枠が生涯続きます。(生涯投資枠)



今の一般NISAとつみたてNISAは2023年末で終わりとなります。

 

すなわち、今までのNISAは、新規の買い付けができなくなります。

 


 

  新NISAの具体例

 

それでは、具体的な例を交えながら、一緒に考えていきましょう。

 

 

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今回は40代のフリーター男性Hさんの例です。

 

 

 

Hさん、35歳、男性、

 

・フリーター

 (現在はファミレスのウエイタ)

・年収240万円(月給20万円、賞与無し)

・手取り192万円(月手取り16万円)

・貯金100万円

・投資経験なし

 

実家でお母さんと2人暮らし。独身。

 

 

 

お母さんは、60歳。

お父さんの遺族年金と、清掃のパートで生活しています。専業主婦でしたが、5年前にお父さんが急死したあと、就職。資産運用についても勉強をしていました。

 

・実家は、持ち家。亡くなったお父さんが建てました。

 

・お父さんが残した預金が2000万円。

 

・証券口座なし。

 

・お母さんの子供は、Hさんと、Hさんのお姉さん。お姉さんは、結婚し、堅実な家庭を築いています。

 

Hさんは大学卒業後、一般企業に就職しますが、うまく行かず、退職。30代からフリーターで生活費を稼いでいます。


貯金は、企業時代に貯めた100万円。

お父さんが残した遺産が、2000万円あります。
 

 

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家族で話し合いました。

 

貯金の内1000万円を、お母さんの投資枠で、新NISAで運用することにしました。証券口座も新しく開設します。

 

 

 

毎年つみたて投資枠の120万円、

成長投資枠を年間30万円ずつ投資します。

 

両方の枠を併用し、年間で150万円の投資額です。

 

6年間で投資額は900万円となります。

 

7年目につみたて投資枠を100万円使えば、1000万円となります。


インフレで資産が目減りしないことを目指します。
 

残念ながら、Hさんの今の経済状況では、投資に回すお金はありませんでした。

 

将来のことを考えて、まずは正社員の就職をめざすことにしました。

1800万円の投資枠は魅力的ですが、大き過ぎると感じる人は、それにとらわれなくても良いでしょう。
 

 

 

 

  まとめ

 

新NISAは、

 

つみたて投資枠が年間120万円。

 

成長投資枠が年間240万円。

 

つみたて投資枠成長投資枠は併用可能。

 

生涯投資枠として、一人あたり1800万円が非課税の対象となる。生涯投資枠は、成長投資枠、つみたて投資枠、あるいはその両方で持つことができる。

 

 

(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員実務者研修を修了)



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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

最後に、

※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。