新NISA の内容
つみたて投資枠と成長投資枠で計1800万円の投資枠が生涯続きます。(生涯投資枠)
今の一般NISAとつみたてNISAは2023年末で終わりとなります。
すなわち、今までのNISAは、新規の買い付けができなくなります。
新NISAの具体例
それでは、具体的な例を交えながら、一緒に考えていきましょう。
Hさん、35歳、男性、
・フリーター
(現在はファミレスのウエイタ)
・年収240万円(月給20万円、賞与無し)
・手取り192万円(月手取り16万円)
・貯金100万円
・投資経験なし
実家でお母さんと2人暮らし。独身。
お母さんは、60歳。
お父さんの遺族年金と、清掃のパートで生活しています。専業主婦でしたが、5年前にお父さんが急死したあと、就職。資産運用についても勉強をしていました。
・実家は、持ち家。亡くなったお父さんが建てました。
・お父さんが残した預金が2000万円。
・証券口座なし。
・お母さんの子供は、Hさんと、Hさんのお姉さん。お姉さんは、結婚し、堅実な家庭を築いています。
Hさんは大学卒業後、一般企業に就職しますが、うまく行かず、退職。30代からフリーターで生活費を稼いでいます。
貯金は、企業時代に貯めた100万円。
お父さんが残した遺産が、2000万円あります。
毎年つみたて投資枠の120万円、
成長投資枠を年間30万円ずつ投資します。
両方の枠を併用し、年間で150万円の投資額です。
6年間で投資額は900万円となります。
7年目につみたて投資枠を100万円使えば、1000万円となります。
インフレで資産が目減りしないことを目指します。
残念ながら、Hさんの今の経済状況では、投資に回すお金はありませんでした。
将来のことを考えて、まずは正社員の就職をめざすことにしました。
1800万円の投資枠は魅力的ですが、大き過ぎると感じる人は、それにとらわれなくても良いでしょう。
まとめ
新NISAは、
・つみたて投資枠が年間120万円。
・成長投資枠が年間240万円。
・つみたて投資枠と成長投資枠は併用可能。
・生涯投資枠として、一人あたり1800万円が非課税の対象となる。生涯投資枠は、成長投資枠、つみたて投資枠、あるいはその両方で持つことができる。
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員実務者研修を修了)
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※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。