2023年9月末、円ドルレートは1ドル150円近くまで円安に振れました。

当局の介入(急激な為替変動を防ぐため、政府が自国通貨を売買すること)で150円の大幅な突破はなくなりました。

このあと、また円安に進むのか、円高に戻るのか、迷う人や記事が多いように思われます。



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私は、これから1ドル180円へ何年かかけて向かうと予測します。



第二次大戦後1ドル360円から始まった円ドルの為替レート。2010年ごろ円高で1ドル90円以下となりました。

円ドルレートは、円で表したドルの価値です。

1ドル360円からみると、1ドル90円ではドルの価値は90÷360=4分の1まで下がり、ドル安(円高)となります 。
 
つまり、1945年から2010年の間に、円はドルに対して4倍強くなりました。

1ドル180円ならば、2010年台から考えると、円の価値は半分になったといえます。

なぜ、円は最近こんなに弱いのでしょう?

一番大きい理由は金利差でしょう。

金利が高い国で運用したほうが儲かります。現在の米国の金利(短期金利)は5%台です。  

かたや、日本は、2014年以来、マイナス金利です。マイナス金利とは、金利はゼロ未満。

実効為替レートを元に計算すると1ドル180円の超円安になります。(計算は、この記事の最後に書きました。)

1ドル180円時代に備えて、
資産の半分は、ドルなど外国通貨で持つべきです。円資産は、円安とインフレで目減りします。

米国株、米国債、これらをベースとした投資信託、海外リート。とにかく外国資産をあなたのポートフォリオに加えましょう。

昨今の、日経平均の上下に一喜一憂する暇があったら、資産の分散を行なうべきです。


※計算
 2005年を100としたとき、現在の円は60程度。弱くなっている。2005年は平均で1ドル109円。

109円÷0.60=183円/ドルがホントの円の実力です。

(2023年10月に初稿執筆)



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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

最後に、

※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。