例えば、
投資に回せるお金が月に1万円しかない!
としましょう。

世の中「貯蓄から投資」なんていうけど、住宅ローンや教育費もあり、しかもインフレで生活費も高くなりました。
 
ここで、金融庁が投資初心者向けに出したパンフレット「基礎から学べる金融ガイド」を見てみましょう。

15ページには、「投資する前に」として、約4000社の株式が取引されているとあります。
 
(基礎から学べる金融ガイド、p15より)


投資の初心者にとって一番良いのは、投資信託です。

しかし、友達もやってるし、経済の勉強になるから、株式投資に挑戦したい。こんな人もいるのではないかと思います。


いずれにせよ、投資する先を、自分でリサーチして選ばなければなりません。


  日本株は、100株単位でないと買えない。



株は星の数ほどあります。

日本株だけでも、4000社の上場企業があります。外国株までいれたら、それこそ、星の数ほどあるでしょう。

まず、たくさんの会社から1つを選ぶのが一苦労です。
・割安か? 
・今後上がりそうか? 
・その会社のビジネスを理解できるか?

いろいろ考えて、何とかある会社を選んだとします。

日本株の場合、通常100株単位で購入となります。ちょうどバナナが一房ずつ売られているのと似ています。バナナは、5本とか6本付いている房単位で売られるのです。

一株500円の会社の株なら、500円x100株で5万円から。1ヶ月1万円からしか投資に回せないのなら、予算オーバーです。

もっと安い株を探すか?
でも、そんな安い株って、値上がりするのでしょうか?人気がないから安いのだろうし。



  小口化が進む米国株式



米国株なら1株から買えます。
まだまだ、日本株は、

「株の民主化」(少額で株主になれること)

が遅れています。まだまだ株を買うのは、資産家の人が多いのです。

 


株式投資を考えるとき、「日本人だから」何となく日本株を選ぶのではなく、海外の株も考えましょう。著名企業の株なら日本の証券会社でも買える場合が多いのです。


  株式ミニ投資


但し、日本も、小口化、民主化は進んできてきています。

株式ミニ投資という制度があります。通常100株単位(これを1単元〜"たんげん"と、言います。)でしか買えない株を、単元の
10分の1で買える制度です。

株式ミニ投資は、証券会社が保有する株式を単元未満の数でバラ売りするのです。先ほどのバナナの例ならば、スーパーが房で仕入れたバナナをバラして、2本ずつ売るような感じでしょうか?

最近では、1株単位で販売する日本の証券会社も出て来ています。




  るいとう


もう一つ。
「るいとう」という仕組みもあります。
るいとうは、株式累積投資の略称です。
1ヶ月定額で毎月、単元未満の株式を買うものです。

冒頭の

「とりあえず月1万円から日本株で投資を始めたい」人は、

このるいとうが良いでしょう。

細かい点は、証券会社により、いろいろあると、思われます。証券口座をお持ちの証券会社にご確認下さい。

それでは、投資デビュー目指し頑張って下さい。


(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)

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