津市の花火大会は7月
80年前の7月は市街地壊滅
7月26日に三重県津市では花火大会が行われました
津市が7月に花火大会を行っているか謎です
と言うのも
津市は7月24日28日に大空襲があり2,000名の人は虐殺されました
特に28日は深夜から日付が変わって29日まで空襲が行われ市街地の殆どが焼き尽くされました
花火の打ち上げ音「ヒュルルルルル~」
空襲を思い出す音
昭和20年(1945年)の事で80年経っていますが、当時を知る人は7月の花火に少なからず嫌悪感をもっています
打ち上げる時の「ヒュルルルルル~ドーン」と言う音
この音を7月が聞こえると当時の事を思い出してしまうためです
津市の行政にはこのような配慮は全くありません
行政内に当時と知る人や話を聞いたことも無いようです
行政的には「非核平和都市宣言」と打ち出しており
核兵器の人体実験に対して悲惨な経験に基づく教訓を世界各国に訴え続ける前に7月の大空襲体験者への配慮が必要な気がします
そして、8月2日に長岡の花火大会がありました
長岡まつり前日に打ち上がる『白菊』戦没者へ鎮魂の花火が上がるんですよ
しかも「ヒュルルルルル~」と言う音はありません
ピンと来る人も多いと思いますが山本五十六元帥大将の故郷です
三重県津市と言う地方都市でもアメリカ正規軍の爆撃機80機により新型のM47焼夷弾によって民間人を千人単位で虐殺したのです
リンク先の動画はたった1発の焼夷弾です
焼夷弾は消そうにも消せない炎が飛び散る爆弾
衣服に付着したら、徐々に炎に包まれ死んでゆく
津市への投下数は公表されていませんが、80機規模の空襲ですから4000発程かと度思います
花火を打ち上げる時の「ヒュルルルルル~」と同じ音をたてながら落ちきた焼夷弾
消えない炎に包まれる家、そして家族や友人、当時の小学生は今でもシッカリ覚えています
しかし、花火は戦争を知らない多くの人が楽しみにしている
できれば、他の月に開催して欲しい、「ヒュルルルルル~」と音が出ないようにして欲しい
空襲を体験した少数は言いたくても言えない
我慢して、このような感情は墓場まで持って行き、アメリカ正規軍が組織的に行った惨殺の実態は忘れされれるのでしょう
ちなみに空襲で焦げた遺体は交差点に何日も積み上げられていたとのこと
これは東京本所の写真で津市の写真は無いようです
証言では、このように黒焦げになった遺体が小学生の背より高く積み上げられていたようです
presented by
イセロコ
with
ISE-Loco SUPPORTERS