しーまんです
水族館の人気のお魚チンアナゴ
それは伊勢シーパラダイスも例外ではなく、
どの水槽にいるのかよく聞かれるお魚でもあります。
シーパラでは現在こんな縦長の水槽で飼育しています
このチンアナゴはどの水族館でも見られるお魚ですが、
伊勢シーパラダイスでは一時期うまく飼育ができないお魚でした
穴から出てこずエサを食べない、なんてことがあり一時期展示を中止していました
(穴は見えてもなかなか出てこない・・・)
そこで考えた作戦が2つ
作戦1.いっそのこと展示しない
これはあきらめるってことではなく、スタッフしか見えない場所で飼育するという意味です。
ちゃんと餌を食べるようになるまで、極力驚かさないように、箱入り娘のようにして、水槽の中の空間に慣れてもらいました
少し前にバックトゥザサカナカンに参加していただいた方は、そんなところも見ていただけました。
展示に出す時も、網とかで砂から出してしまうとびっくりしてしまうかもしれないので、水槽ごとゆっくり運ぶという荒業で移動させました。(危ないので良い子はマネしないでね!)
2.いつでもチンアナゴの好きな時に餌を食べられる快適空間を作る
とにかくエサの回数と種類を多くしました。
通常1日4回のところ5~6回餌をあげています。
そして最近入手した究極兵器イサザアミ
生きているチンアナゴ一口サイズのちっさいエビの仲間です。
とっても高価なエサなのですが、
シーパラの近くでも採れることが判明しました
チンアナゴたちも大喜びです
チンアナゴをよーく見るコツはとにかくびっくりさせないことです。
怖がりな子は水槽に触った指や影などでも、砂の中に隠れてしまいます
そーっと近づいて静かに見てくださいね