新編・伊勢物語 第3732段 ベランダに来し鳩との会話 星原二郎第3732段 ベランダに来し鳩との会話 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和8年10月の中旬となりて 秋とは思へぬ暑き日が続き 珍しき来客ありて 歌を ベランダに 鳩来てわれと 目が合ひぬ 温暖化のこと 言ひたげにゐる と詠み、鳩も野生動物の一つとして 秋とは思へぬ暑さに疑問を感じてゐるとぞ覚えけり。 而して、その男の回答は 全て人類の産業革命後の悪業が原因にて 全ての自然界の動植物に対して 詫びねばならぬ とぞ伝へけり。