第3714段 日進の白山宮の痛み取り石
昔、女ありけり。今も女あり。
その女、令和8年9月の中旬の或る日
最近の悩みとなりたる足腰の痛みに対し
数カ所の整形医院を受診すれど改善の兆しは見られず
藁をもすがる願ひに
尾張の国は日進市本郷にある白山宮に参拝し
歌を
葦牙の 足名椎祀る み社の
痛み取り石 祈り込め撫づ
と詠みけり。
※初句の「葦牙(あしかび)の」は足に掛かる枕詞。
※二句の「足名椎(あしなづち)」とは古事記の須佐之男命の神話に出でくる
出雲の国つ神の大山祢神(おほやまつみのかみ)の子。
須佐之男命が八岐大蛇退治後、娶りたる奇稲田媛(くしなだひめ)はその娘。
而して、「痛み取り石」とは撫でる事により
その名の通り痛みが取れる霊験あらたかなる奇跡の石なり。
その効果の程は信心の深さに拠るとぞ覚えけり。