第3704段 蕎麦店の老舗店から料理法の伝授
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年9月の上旬の或る日
信州は山形村の唐沢地区の蕎麦集落の中の一軒である
「山法師」の訪ね自慢の蕎麦を手繰りての後
店主の八十半ばの翁と語り
歌を
三種類の 蕎麦の料理の 奥義受け
今日からわれも 「山法師」の弟子
と詠みけり。
三種類のの蕎麦料理とはすなはち
蕎麦掻き、蕎麦の薄焼き、蕎麦の水団なり。
而して、この店は後を継ぐ者が居らず
近々閉店と聞き及びその男
後を継ぎ蕎麦職人兼経営者もよからむとぞ覚えけり。