第3685段 大神の狼に捧ぐ歌 その8
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年9月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』293号に
【大神の狼に捧ぐ歌】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その8首目の作は
さういへば 狼に育てられたる 少年の
物語ありしが 真相いかに
この歌の心は昭和の頃
インドにて狼に育てられたる少年の事を読みたる
記憶より生まれ出でたる作なり。
その少年はもちろん、人間の言葉を話さず
四足歩行し、生肉を食べ、狼の様に吼えたるとぞ覚えけり。
而して、人間に保護され、人としての教育を受けたれど
≪人間化≫は適はず死したるとぞ覚えけり。
この事は事実なりや?虚構の物語なりや?