第3679段 大神の狼に捧ぐ歌 その2
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年9月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』293号に
【大神の狼に捧ぐ歌】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その2首目の作は
本州より 北海道より 狼の
絶えて久しく 荒れゆく国土
本州には日本狼がゐて
かっての蝦夷地の北海道には蝦夷狼がゐたれども
どちらも明治期になり西洋よりもたらされたる狂犬病
及び、家畜への害に駆除の対象となり
はたせるかな事実上、どちらも絶滅。
その結果、食物連鎖の頂点にありしがバランスが崩れ
鹿等の天敵が消え自然界の調和が乱れ
荒廃が進みたる事を嘆きての作なり。