新編・伊勢物語 第3625段 送信先の間違ひは恋の致命傷 星原二郎第3625段 送信先の間違ひは恋の致命傷 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和8年6月の上旬の或る日 惚れたる女人の許へlineを送り 歌を 迂闊にも 宛先間違へ lineして 青くなりたり 恋の終はりだ と詠み、単純なるミスなれど取り返しのつかぬ 過ちを嘆き悲しみけり。 かかる事は往々にしてあり 俗には「あるある」なれども 恋の道にては致命傷とぞ覚えけり。