第3600段 西尾市吉良の黄金堤の桜
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年5月16日
刈谷市文化協会所属の短歌部会の
月例歌会に次の歌を
吉良公の 黄金堤の 桜はも
いまも威光を 放ち耀ふ
事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男のこの春に訪ねたる西尾市は吉良町の
吉良上野介ゆかりの桜の名所である黄金堤を詠みたる作なり。
而して、歌会での評価は三句の詠嘆の【はも】を理解されず無念なり。
更には別の仲間より
吉良公の 黄金堤の 桜はな いまも威光を 放ち耀ふ
または
吉良公の 黄金堤の さくら花 いまも威光を 放ち耀ふ
との改作の案も提案されしかど
古き大和言葉の歌語である【はも】の調べをよしとぞ覚えけり。