新編・伊勢物語 第3584段 日本狼を追ひもとめて その1 星原二郎第3584段 日本狼を追ひもとめて その1 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和8年6月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』293号に 【日本狼を追ひもとめて】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その1首目の作は 幻の 日本狼に 会はなむと 東吉野へ 七つ立ちする ※結句の「七つ立ち」とは江戸期の大和言葉にて 現在の時刻で申せば夜明け前の午前4時なり。 つまりは早朝の旅立ちの意なり。 東吉野は記録に残る日本狼の最後の生息の地なり。