第3505段 長篠合戦の鳥居強右衛門伝 その5
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年3月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』292号に
【長篠合戦の鳥居強右衛門伝】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その5首目の作は
磔殺は 下の褌 ひとつにて
三河の武士の 矜持の口上
岡崎に無事に到着し徳川家康の援軍を聞きて
仲間の待つ長篠城へと知らせる為に戻ししが
運悪く武田方に捕縛され
勝頼の命令により援軍は来ない
旨を伝へる様に要請され
受諾せいたふりをして
仲間の居る長篠城に向かひ
「数日にて援軍は来る!あと数日持ち堪へよ」
と叫び勝頼の激怒を買ひ磔にされ槍にて刺殺されけり。