第3504段 長篠合戦の鳥居強右衛門伝 その4
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年3月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』292号に
【長篠合戦の鳥居強右衛門伝】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その4首目の作は
捕まらば 磔さるる事 覚悟にて
急ぎ長篠ゆ 岡崎へ駆く
世にいふ長篠合戦は1575年、天正3年7月に
三河国は現在の新城市長篠にて
織田信長と徳川家康の連合軍の約38000と
甲斐の国は彼の武田信玄の四男の武田勝頼軍約15000
との合戦の事なり。
その時、長篠城は城主の奥平信昌以下兵は約500人。
このままにては落城の危機にこの鳥居が
岡崎への援軍要請の為に長篠城を夜の闇に紛れて
抜け出でて約65キロ先の岡崎へと急ぎ行くのであった。