第3485段 友人との生存競争
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年1月24日の
安城市の沃野短歌会の毎月開催の
月例歌会に次の歌
友とわれ どちらが先に 逝くのかの
競争なれば 負けるが勝ちだ
を事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の六十年以上に及ぶ
竹馬の友どちとの会話より生まれ出でたる歌なり。
その会話とは2025年10月4日の朝日新聞の
「友人の数を気にしますか」の記事の中で
岐阜の74歳の男性の意見の
「あいつが死んだら、葬式に行く。
俺が死んだら、あいつは葬式に来る
そんな【あいつ】が友人です」
に触発され交したる会話より生まれ出でたる作なり。
而して、歌会での評価は内容には賛同と共感をいただけども
得点としては低くあれば無念なり。