新編・伊勢物語 第3435段 アイデアは突然に浮かぶものなれば 星原二郎第3435段 アイデアは突然に浮かぶものなれば 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年12月の上旬の或る日 買い物を終へたるスーパーマーケットにて 突如として歌の構想が浮かび上がりたれば 歌を レシートの 裏を使ひて 取り急ぎ 浮かびたる歌 走り書きする と詠み、往々にして後にメモればOKと思ひつつ 記憶の泉より浮かび沈みたる言葉はほとんど 再びは浮かび上がらず悔しき思ひをすること 数へ切れずなれども今回はその愚行を防ぎ得て 安堵し自宅へと戻りけり。