新編・伊勢物語 第3411段 設楽の姥彼岸桜 その8 星原二郎第3411段 設楽の姥彼岸桜 その8 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年12月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』291号に 【設楽の姥彼岸桜】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その8首目の作は まなかひに 知生山(ちしやうやま)聳え 山里の 春の朝光(かげ) 桜にとどく 知生山とは勿論、設楽町にある山にて標高は860メートル。 桜の借景として麗しき山容なり。