新編・伊勢物語 第3369段 歌は技術より心が優先する文芸なれば 星原二郎第3369段 歌は技術より心が優先する文芸なれば 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年9月の下旬の或る日 或る歌会の或る歌に対する思いを 歌に 小手先の 技を用ゐて 捻りたる 歌は小賢し 心を磨け と詠み、歌は抒情詩(個人の心の思ひを披露する)なれば 技術力以上に心のあり様が問はれる文学とぞ覚えけり。 美しき歌は美しき人からののみ生まれるものとぞ覚えけり。