新編・伊勢物語 第3352段 紀州の新宮銘酒「太平洋」を飲む 星原二郎第3352段 紀州の新宮銘酒「太平洋」を飲む 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年9月の中旬の或る日 紀州は南紀の日本酒を飲み 歌を 新宮の 酒「太平洋」 美味かりき まさに大海 障(さや)るものなし と詠み、近年ではまれにみる銘酒にて 生きゐることの喜びを酒だけに舌と魂にて 味はりけり。 惜しむらくはこの付近の酒屋には無く 買ひに行くか、宅配にて依頼するか? にて飲み終へれば選択の必要を覚えけり。