新編・伊勢物語 第3341段 秋田の玉川温泉の源泉のやうに 星原二郎第3341段 秋田の玉川温泉の源泉のやうに 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年9月の初めの或る日 かって訪ねたる秋田県は玉川温泉の源泉の 毎秒数トンの湧出量を誇る湯の泉を思ひ出し 歌を 老いたれど 歌の泉は 涸れずあれ こんこんと湧く この湯のやうに と詠み各種の癌にも効果のあるといふラジウム温泉を懐かしみ 再度、行きてのんびりと、湯だけに湯ったりと湯治を願ひけり。