第3305段 九字の秘法を取得
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年7月19月
刈谷市文化協会所属の短歌部会の
月例歌会に次の歌を
九字の法 「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」
唱へてわれは 無敵の歌人
事前に提出し臨みけり。
九字の法とは正式には九字護身法といひ
元々は道家にて行はれ後になりて密教・修験道・忍者などが用ひれば
どんな強敵にも恐れるに足りぬ といふ護身の秘呪なり。
歌の心はその男のこの「九字の秘呪」を会得せんがための修行を
積みしかど、余りにも厳しき修行のため断念せししかば
無念の思ひの籠りたる作なり。
而して、歌会での評価は無得点を想定せしが
意外や意外にも3者より票をいただき驚きけり。