新編・伊勢物語 第3275段 『相対性理論の敷衍による』25 星原二郎第3275段 『相対性理論の敷衍による』25 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年5月22日 その男の所属する立春知立短歌会の 五年ごとに発行する合同歌集の今回版の 『池鯉鮒Ⅳ』に『相対性理論の敷衍による』と題した 連作45首を発表し評価を世に問ひけり。 その連作の第25首目は 力士には 天と地の違ひ 場所終へて 八勝七敗 七勝八敗 相撲の力士、特に平幕の力士なれば 下の句の違ひ余りにも大きくそれ以上の 説明の必要は非ずとぞ覚えけり。 如何にや?